433:1[saga]
2013/10/05(土) 12:38:24.07 ID:XXiRtKiy0
陣川「ゴクゴク…ってえぇ!?」
カイト「確かに陣川さんの恋愛面での報われなさは警視庁一と言っても過言じゃないな!
この前もあずみさんと一方的な片思いに走ってたし…」
434:1[saga]
2013/10/05(土) 12:39:27.63 ID:XXiRtKiy0
カイト「理佳さんが持っていた俺と杉下さんの手配書じゃないですか!
けどこれが何の証拠になるっていうんですか?」
右京「この手配書ですが何故このような手配書が作られと思いますか?
それはあの時点で佐伯伽椰子の魔の手から生き残っていた人間が僕とカイトくんだけ
435:1[saga]
2013/10/05(土) 12:40:06.54 ID:XXiRtKiy0
右京「それにもうひとつ証拠があります、この清酒です。
恐らくこの清酒が腐った原因は佐伯伽椰子の怨念に憑りつかれたキミの影響だからでしょうね。
この家自体は僕たちが過去の世界に行ったから怨念は関係ないはず、あるとすれば
僕たちの周りに悪霊に憑りつかれたキミがいたからでしょう!」
436:1[saga]
2013/10/05(土) 12:40:36.69 ID:XXiRtKiy0
陣川は急に俯き…そのまま沈黙した。
右京はこの反応を見て少女とカイトを陣川から遠ざけようとする、だがしかし…既に遅かった。
陣川の身体から何か得体の知れないモノが浮かび上がり彼の身体から抜け落ちてしまったのだ。
そして陣川はその場に倒れ伏してしまった。
437:1[saga]
2013/10/05(土) 12:41:04.21 ID:XXiRtKiy0
ベチッ
438:1[saga]
2013/10/05(土) 12:41:42.40 ID:XXiRtKiy0
少女「あ…あぁ…化け物…」
カイト「化け物…確かにそうだな…こんなの人間じゃねえよ!」
だが…姿を現したのは伽椰子だけではなかった。
439:1[saga]
2013/10/05(土) 12:42:13.18 ID:XXiRtKiy0
右京「恐らく彼らは修正前の時間軸の亀山くんと神戸くんでしょう。
亡者となった彼らは佐伯伽椰子に使役される謂わば運命共同体ですからね…」
カイト「けど何で二人が!?」
440:1[saga]
2013/10/05(土) 12:42:44.17 ID:XXiRtKiy0
ガシッ ガシッ
441:1[saga]
2013/10/05(土) 12:43:17.82 ID:XXiRtKiy0
亀山たちにより身体を拘束された右京とカイトの前に伽椰子が一歩二歩と詰め寄ってくる。
そしてとうとう顔の近くまで近づき始めてきた、目的は間違いなく右京たちの殺害…
しかし右京は何故かこの時口元に不敵な笑みを浮かべていた。
右京「フフ、どうやらここまで僕の思った通りの行動をしてくれたようですね。」
442:1[saga]
2013/10/05(土) 12:44:45.44 ID:XXiRtKiy0
少女「あれ?みんなの身体が薄く…まるで消えかかっているみたいです!」
少女の言う通り、この場で少女以外の全員の身体がまるで靄のように消えかかっていたのだ。
伽椰子『!?』
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