482:1[saga]
2013/10/06(日) 00:32:20.23 ID:ZoSo9QQQ0
俊介「まぁそんな訳でして…ただ…厄介な問題がありましてね…
その事件を起こした犯人がウチの生徒の親でして…」
亀山「え!けどあの事件って確か…」
483:1[saga]
2013/10/06(日) 00:32:58.37 ID:ZoSo9QQQ0
亀山「けどイジメとか大丈夫なんですか?」
俊介「大丈夫ですよ!ウチのクラスじゃそういう事はさせませんから!
それに…あの子の母親とはちょっと縁がありましてね…」
484:1[saga]
2013/10/06(日) 00:33:27.06 ID:ZoSo9QQQ0
帰り道、二人は歩きながら先ほどの俊介が教え子を引き取った話を聞き何か想うところがあった。
亀山「あの先生…立派ですよね、いくら教え子だからって余所の子を引き取ろうとするなんて…」
右京「恐らく子供が生まれる事が彼に一人の人間としての責任を果たさせようとしたのでしょうね。
485:1[saga]
2013/10/06(日) 00:34:11.10 ID:ZoSo9QQQ0
亀山「いやぁ…今までの俺ならそうだったかもしれませんが…
なんというか…その上手く説明できないんですけど…子供たちに正義を教えるっていうのに
使命感を感じたっていう気ががして…こんな俺にも何か出来る事があるんじゃないかと思いましてね!」
右京「おやおや、先日サルウィンへ行った時に何か影響を受けたのですか?」
486:1[saga]
2013/10/06(日) 00:34:39.29 ID:ZoSo9QQQ0
2011年
〜とある墓地〜
487:1[saga]
2013/10/06(日) 00:35:09.41 ID:ZoSo9QQQ0
達也「コラ!信之!ちゃんと母さんの墓参りをしないか!」
信之「…」
響子「兄さん、そんなに怒鳴らないの!」
488:1[saga]
2013/10/06(日) 00:35:38.13 ID:ZoSo9QQQ0
神戸「事故物件?するとあなたは不動産屋さんですか?」
達也「えぇ、そうですけど…うん?」
神戸「ど…どうしましたか?」
489:1[saga]
2013/10/06(日) 00:36:14.55 ID:ZoSo9QQQ0
達也「確かアンタ3年くらい前に私にあの家を売るなって言った刑事さんじゃないですか!」
神戸「えぇ!?」
右京「神戸くん、キミこの人と面識があったのですか?」
490:1[saga]
2013/10/06(日) 00:36:56.97 ID:ZoSo9QQQ0
響子「ちょっと兄さん、そんな事よりも!」
達也「あぁ、すまんすまん…おい信之!いい加減にしなさい!」
信之「…」
491:1[saga]
2013/10/06(日) 00:37:24.90 ID:ZoSo9QQQ0
右京「信之くん、何故お母さまのお墓を直視しないのですか?」
信之「お母さんが死んだって事…信じたくないから…」
達也「お前まだそんな事を…」
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