過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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139: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2013/11/18(月) 01:04:16.61 ID:+1T3f5HIo
再開します


140: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/11/18(月) 01:04:43.98 ID:+1T3f5HIo

〜まどか視点〜

水中のメリーゴーランド。不気味な忍び笑い。流れるわたし。
深い水の中を漂うわたし。何も見えない。誰もいない世界。
以下略



141: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/11/18(月) 01:05:11.43 ID:+1T3f5HIo

周りの水の色が、うっすらと明るくなっていく。わたしはゆっくりと上がってく。
上の方から、天使のような姿が近づいてきた。
天使たちはわたしの手足をつかんで、ぐいぐいと引っ張った。

以下略



142: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/11/18(月) 01:06:07.11 ID:+1T3f5HIo

周りの景色がガラリと変わっていた。
わたしがいたのは、暗い水の底じゃなく、透明の世界。
相変わらず浮かんでいたけれど、いまは手も足も自由だ。

以下略



143: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/11/18(月) 01:07:04.12 ID:+1T3f5HIo

マミ「無茶しすぎ……」
マミ「どうして契約しちゃったのかは、あとでじっくり聞かせてもらうわよ!」

さやか「うへー、しょうがないなあ、もう!」
以下略



144: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/11/18(月) 01:07:43.66 ID:+1T3f5HIo

マミ「…………」

まどか「マミさん?」

以下略



145: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/11/18(月) 01:09:34.50 ID:+1T3f5HIo

まず、意味が分からなかった。そのことが急にわたしを不安にした。
さやかちゃんがいないのも、全てがつながる気がして、背筋が凍りついた。
わたしの中の危険信号が真っ赤に光っていた。けど、どうにもならない。

以下略



146: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/11/18(月) 01:10:40.66 ID:+1T3f5HIo

さやか「よく言った、まどか!!」

真上から声が響いて、その瞬間、切り裂いていた。
マミさんの幻影がつぶれ、液体になって周りに溶けた。
以下略



147: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/11/18(月) 01:12:16.11 ID:+1T3f5HIo

何か、膜のようなものを突き破る感覚があった。
視界がずっと良くなり、新鮮な空気がわたしを満たした。
しっかりとした足場を踏む。振り向くと水面が波打っていた。
握っていた手が離れた。さやかちゃんがわたしを覗きこんでいた。
以下略



148: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/11/18(月) 01:13:04.35 ID:+1T3f5HIo

マミさんは硬直していた。その目はなぜか、映像に釘付けだった。
両腕は下がったまま。動かない。

さやか「なにアレ……」
以下略



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