過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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262: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/02/03(月) 00:55:16.92 ID:yP7EeqhCo

反射的に顔を上げたさやかちゃんが、目をぱちくりとさせた。
カップをお皿に下ろして、少しうつむいた後、ゆっくりと顔を上げる。

さやか「ん、やっぱ、難しいですねー……慣れてはきたんだけどなぁ」
以下略



263: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/02/03(月) 00:55:49.32 ID:yP7EeqhCo

ドキリとした。
さやかちゃんはもうこっちを見ていなくて、おいしくなさそうにケーキを食べていた。
マミさんを見た。何も言わないけど、黙ってわたしの答えを待っているようにも見えた。

以下略



264: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/02/03(月) 00:57:19.87 ID:yP7EeqhCo

わたしはどんな顔をしていたんだろう、さやかちゃんは気まずそうに引いた。
「あんまり責めるみたいにしちゃダメよ……」とマミさんが苦笑いした。
顔が熱くなって、わたしはつい早口になった。今度はわたしが身を乗り出す。

以下略



265: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/02/03(月) 00:59:05.48 ID:yP7EeqhCo

マミ「"あなたが契約したらわたしの全ては無駄になるの"?」

忠実に繰り返して、マミさんはうつむいた。無意識なのか、アゴに手を当てて考え込む。
わたしにはあの子が何を考えてるのか、全然分からなかったけど。
以下略



266: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/02/03(月) 00:59:36.57 ID:yP7EeqhCo

さやか「……ふうん」

さやかちゃんはカップを持ち上げて、でも何も入っていないことに気付いて戻した。
まだ何か言いたそうだったけど、言葉が続かないみたいだった。マミさんが口を開く。
以下略



267: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/02/03(月) 01:03:20.49 ID:yP7EeqhCo

たしか、それは昼休み。みんなでお弁当を、屋上で食べていた時だった。
ただ、さやかちゃんにも言ってたと思うけど、マミさんは気を遣ったのかもしれない。
わたしたちは黙ってうなずき、それを確かめてマミさんは続けた。

以下略



268: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/02/03(月) 01:13:42.67 ID:yP7EeqhCo

複雑な表情で黙り込んでしまったさやかちゃん。マミさんは口を開いたけど、
すぐに閉じて、また開いた。何を話すつもりだったのか、忘れてしまったように見える。

マミ「えっとね……つまり、契約するかどうかって、結局、個人の問題だわ」
以下略



269: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/02/03(月) 01:15:11.90 ID:yP7EeqhCo

マミ「ごめんね? ただ最近、魔女も使い魔も強いのばっかりでね……」
マミ「美樹さんの訓練にちょうどいい相手が見つからないの。本当に、ごめんね」

さやか「ああ、やめて下さいって……いいんです。あたしの問題だし……」
以下略



270: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/02/03(月) 01:15:46.88 ID:yP7EeqhCo
今日はここまで。次回は次の週末


271:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/03(月) 09:44:50.76 ID:BOeMWY4o0

待っていたよ


272:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/04(火) 17:03:13.58 ID:mSr4xDzHo

さやかはまどかに契約して欲しそうだな
ほむ&魔まどチームへの劣等感からだろうけど
まどかが契約したらしたで、自分の弱さっぷりにさらに劣等感抱くだけだろうに


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