過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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298: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/03/02(日) 17:15:32.93 ID:RnYLcVIto

静寂の中に、いきなり言葉が放りこまれた。
マミは驚かず、かすかに眉をひそめただけだった。杏子は前を見て続ける。

杏子「あたしも何度か戦ったけど、どの魔女も滅茶苦茶な強さだ」
杏子「一人でやってたら体が持たない。使い魔の成長が早くても、これじゃ意味が無いね」
杏子「こんな街を縄張りにしてたら、一カ月もしないで倒れる羽目になりそうだ」

ここまで一気に話して、杏子はマミの反応を見るように振り向いた。
そのマミは、ぼんやりと前を見つめたまま、軽くブランコに揺られているだけだった。
「おい、マミ」と声をかけようとした、その機先を制して、不意にマミが口を開く。

マミ「ねえ、キュゥべえ。この子、結局なにが言いたいのかしら」

QB「しばらくの間、この街を離れたらどうかって、言いたいみたいだよ」

杏子「おい……」

マミ「バカ言わないで。私、この街を守る魔法少女なのよ」

杏子「おい、マミ!」

マミ「なにかしら」

そこでようやく、二人は顔を向かい合わせた。


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