過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
1- 20
525: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/09(日) 23:35:03.56 ID:rEGEV1Wgo



電話越しのほむらの声が響く。トーンを落とし、申し訳無さげな声。
リビングに立ち、受話器を持つまどかは、黙って聞いていた。心がキュンと冷え込んで、次の思考も声も封じられてしまった。
以下略



526: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/09(日) 23:36:21.27 ID:rEGEV1Wgo



側溝に流れる大量の雨水が、泡立った音を立てている。
帰り際、玄関口に立つまどかに、マミは傘を手渡し、さらに自分の傘を持った。
以下略



527: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/09(日) 23:37:37.19 ID:rEGEV1Wgo



ほむら「じゃあ私はここで」

以下略



528: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/09(日) 23:40:04.62 ID:rEGEV1Wgo



〜まどか視点〜

以下略



529: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/09(日) 23:42:47.22 ID:rEGEV1Wgo



雨は変わらず降り続いていた。薄暗い結界の中に、底なしの闇が広がっていた。
取り込まれたわたしたちは、傘を手にしたまま、しばらく立ち往生していた。
以下略



530: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/09(日) 23:44:39.63 ID:rEGEV1Wgo

マミ「……さっきの話だけど、本当だからね」
マミ「魔法少女なんて、辞めてやる。私は幸せをつかむわ。普通の生活に戻るの」

それはマミさん自身に言い聞かせているように聞こえた。
以下略



531: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/09(日) 23:47:06.94 ID:rEGEV1Wgo

変身したマミさんがマスケット銃を取り出そうとする。
光を発して、使い魔が一瞬ひるんだ。

マミ「――!?」
以下略



532: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/09(日) 23:48:04.57 ID:rEGEV1Wgo

息を吸う。ふるえる。吸う。吸う。ふるえる。

QB「まどか! 今すぐ僕と契約を!!」

以下略



533: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/09(日) 23:50:10.36 ID:rEGEV1Wgo

まどかの瞳から光が消えて、表情から恐怖が消える。
マミはもう動かないはずの身体を、魔力で強引に動かし、まどかの前に立っていた。

重い一撃が襲いかかる。
以下略



534: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/11/09(日) 23:52:02.40 ID:rEGEV1Wgo



結界の中の惨状を目の当たりにして、ほむらは呆然と立ち尽くしていた。
使い魔に取り囲まれ、死んだように倒れるマミ、その傍らで狂ったように高笑いするまどか。
以下略



699Res/552.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice