過去ログ - 苗木「ゲームをしようよ。闇のゲームをね……」
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467:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/17(木) 17:44:22.00 ID:RkGquCW10

霧切「それで、彼は今はどこに?」

十神「どうやら一足先に向かったらしい。1階奥の赤い扉、そこに呼び出されてな」

淡々と答える十神に、霧切は苛立ちながら立ち上がる。

霧切「……! こんなところでのんびりしてる場合じゃないじゃない!」

そう言うと霧切は部屋を飛び出していた。
後を追う、十神。走りながら、彼は言う。

十神「……ハァ……意識のない……お前を……ハァ……部屋に放置するのは……危険だと判断した。……ハァ……仕方ないだろう」

霧切「……それなら、ハァ……いえ、それでも……ハァ……私より、狛枝君を……ハァ……止めるべきだったわ!」

十神「それは……ハァ……余計なお世話だったな……ッ!」

息を荒げながら、扉の前に到着する二人。
けれど、そこに苗木誠の姿はなかった。
いたのは、他の"超高校級"の高校生達だけだ。
落胆する二人に、朝日奈が声をかける。

朝日奈「あ、十神! 霧切ちゃんも!」

十神「……クソ、やはり遅かったか」

霧切「苗木君は?」

大和田「この扉の中さ……江ノ島もだ」

十神「江ノ島……いや、姉の戦刃むくろの方か……」

大和田「それだよそれ、戦刃って誰だよ? 苗木がお前らに聞けっつーからよ……」

遅れて舞園と桑田も到着する。

舞園「今は……説明してる場合じゃないんです。苗木君が……危ないんです!」

石丸「危ないといっても……扉が開かないのだ」

大神「我の拳を以てしても……開かんとは……」

十神「マズいな……どうする?」

霧切「私に一つ、考えがあるわ」

霧切響子が、口を開く。
"超高校級のプログラマー"・不二咲千尋の方を向きながら。



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