過去ログ - 苗木「ゲームをしようよ。闇のゲームをね……」
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524:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:51:41.15 ID:9fXAV0Gu0

だが、江ノ島盾子は……終始無言のままだ。
そして、吐き捨てるように言う。

江ノ島「……寒い」
以下略



525:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:53:01.55 ID:9fXAV0Gu0

スロットマシンを模した、投票装置のリールが回る。
くるくるくるくるくると、"希望"と"絶望"が入れ替わり、回り続ける。

世界に必要なのは……"希望"か、"絶望"か、最初で最後の投票。
以下略



526:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:53:51.74 ID:9fXAV0Gu0

恍惚とした表情を浮かべる江ノ島盾子。
自分の絶望ですら、彼女にとっては喜びでしかないのだ。
狛枝と戦刃は、それをよく知っているからこそ、何の疑問も抱かず彼女を眺めている。

以下略



527:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:54:57.25 ID:9fXAV0Gu0

霧切「とにかく…負けを認めるって事でいいのね?」

江ノ島「アハ…アハハハハッ!!」

以下略



528:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:56:24.66 ID:9fXAV0Gu0

「それは違うよ…」

「江ノ島さん、ボクは言ったよね? キミが負けたら…"罰ゲーム"を受けてもらうって…」

以下略



529:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:57:45.28 ID:9fXAV0Gu0

戦刃「狛枝君……?」

「戦刃さん…大丈夫さ。キミの"希望"を…蔑ろにしたりしないよ。…けど、江ノ島さんの"絶望"を奪う…それは、死よりもはるかに"絶望"的な罰だとは、思わないかい?」

以下略



530:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:58:55.80 ID:9fXAV0Gu0

戦刃「盾子ちゃん!?」

戦刃むくろが、崩れ落ちる妹に駆け寄る。
倒れかけた身体を、支える。
以下略



531:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:59:44.82 ID:9fXAV0Gu0




二人の男が立っていた。
以下略



532:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 16:01:17.09 ID:9fXAV0Gu0
黙り込む苗木。何か彼にも思うところがあるようだった。
けれどそれをマイナスの感情だと捉えた狛枝は、すぐさま謝罪する。

狛枝「ご、ゴメン。迷惑だよね、ボクなんかと一緒にされちゃ……」

以下略



533:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 16:02:09.83 ID:9fXAV0Gu0

苗木「狛枝クン!?」

狛枝の身体が……まるで透明人間のようにうっすらと透けていく。

以下略



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