過去ログ - モバＰ「遥か時の彼方 まだ見ぬ遠き場所で」柑奈「唄い続けられる 同じ人類のうた」
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2:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/19(木) 19:18:20.74 ID:jOc5Vl820
　


　　 　　　　　不思議な少女に出会った
　
以下略


3:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/19(木) 19:19:20.34 ID:jOc5Vl820

　その日は、あいにくの雨だった。
　しとしとと、やむ気配のない小雨が残暑の気候と合わさって、絡みつく様な空気を作りだしていた。

「早いとこ帰ろう……どうにもじめじめして、クーラーが恋しいや……」
以下略


4:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/19(木) 19:21:52.77 ID:jOc5Vl820

――俺達は水のしずく そらから降ってきた雨露

――巨きな傘の下で存えていても 明日はどうなるかわからない

以下略


5:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/19(木) 19:23:48.42 ID:jOc5Vl820

「！？　お、おい！　君、大丈夫か！？」

　慌てて少女に駆け寄るプロデューサー。
　件の彼女は、ぐったりとしたまま何事かを呟く。
以下略


6:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/19(木) 19:25:05.81 ID:jOc5Vl820

「ハムッ、ハフハフ、ハフッ！！」

　凄い勢いで料理を平らげている彼女に目を丸くしながら、向かいの席でプロデューサーはコーヒーをすすった。

以下略


7:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/19(木) 19:26:36.87 ID:jOc5Vl820

「…………はっ！　す、すみません……予想外だったもんで、少し意識が飛んでいました……」

「……ごめん、ちょっと声が大きい」
　
以下略


8:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/19(木) 19:29:34.85 ID:jOc5Vl820

「……ハッキリ言えば、何もかも希望通りにいくとは限らない。特に最初の内は、知名度の問題だったり、単純に実力不足だったりね……」

「……そう、ですか……」

以下略


9:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/19(木) 19:30:10.81 ID:jOc5Vl820

有浦柑奈 (19)
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10:>9貼り直します[sage]
2013/09/19(木) 20:51:36.58 ID:jOc5Vl820
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有浦柑奈 (19)

11:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/19(木) 20:53:08.17 ID:jOc5Vl820

「ただ今戻りました〜」

　プロデューサーは柑奈を連れだって、事務所に戻った。
　そうして、ドアを上げたその時。彼に突貫する小さな影が一つ。
以下略


12:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/19(木) 21:02:18.06 ID:jOc5Vl820

「えーと、始めまして。オレは結城晴。なんの因果か、アイドルやる羽目になったんだ……はぁ」

「あたしは片桐早苗！　同じくアイドルやってるわ」

以下略


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