過去ログ - オリジナル小説【現代ファンタジー】
1- 20
49:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/21(土) 20:16:15.26 ID:FkLb1xlW0
 マートも、やや回復してきている。
 痛みをごまかしてその身を起こし、少し遅れて竜の後をつける。
 その先では、彼女にとって予想外の事態が起こっていた。
 竜が結界を猛り狂って叩いている。
 それ自体は、合成獣がたまにやるのをマートも目撃している。
 問題はその先だった。
 アレックと、メロがいるのだ。
 いくら結界があるとはいえ、力を持たない二人に、竜に対して一歩も引く様子がない。
「メロ! アレックさん!」
「いや〜、やっぱりこういうのはさ、ちゃんと伝えとかなきゃな〜って……」
 アレックが横目でメロの方を見る。
 メロの表情は、誰が見ても怒っていると言えるものだった。
 緊迫した状況にもかかわらず、いや、だからこそマートは追い詰められていた。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
69Res/65.68 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice