過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part7
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42: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/09/25(水) 17:26:18.47 ID:Ui4Yzw5Ko
 ナチュルスターへと狙いをさだめた嫉妬の蛇龍が際限なく地面から湧き出る。
 それを叩き、撃ちぬき、潰し、切り裂き、倒す。この状況になってから、戦いは激化し続けていた。


琴歌「たあっ!」

奈緒「無理すんな……よっ!」

琴歌「えぇ、ありがとうございます!」

美優「まだまだ……!」


 形を変えて攻撃を避け、ズルズルと這い回る蛇龍を琴歌が追いかけ蹴り上げる。
 周りの空気ごと巻き込み、空へ浮かんだところを奈緒が切り裂き美優が矢を撃ちこんだ。

 一進一退が続いている中、確実にお互いの動きを支え合い即興とは思えないほどのコンビネーションを結ぶヒーローたち。
 疲労は溜まり、動きは鈍る。それでもすこしずつ、確実に蛇龍を押していた。


店長「しかし本当……年は取りたくないな。こういう時は流石にキツい……!」

里美「がんばってください〜。きっと、もうちょっとでどうにかなりますから〜」

夏樹「ははっ、頼もしいね……ったく。メンテ明けでまだ助かったほうか」


 軽口を叩きながらも、手を休めることはなくそれぞれが動く。
 里美はこのあたりに先に来ているらしいの友人がいるのを感覚で知り、そう周りを励ます。

 こちらに手が回っているということは、きっと本体の守りはおろそかになっているだろう、と。
 ……そこまで考えているかを察することはできないが、いつもの調子でゆらり、ふわりと躱し、水の槍たちで蛇龍を撃ち続ける。


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