過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part7
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◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/09/25(水) 17:30:53.76 ID:Ui4Yzw5Ko
裕美「きゃっ!?」
夏樹「舌噛むぞ、捕まってろ!」
以下略
50
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/09/25(水) 17:31:27.37 ID:Ui4Yzw5Ko
翼蛇龍は恐ろしい唸り声をあげつつ夏樹を追い詰める。
捕らえたと思えば消え、次の場所へと転移する獲物を仕留めようと執拗に、執念深く。
その距離は徐々に縮まっていく。
以下略
51
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/09/25(水) 17:32:05.42 ID:Ui4Yzw5Ko
レナ「一撃じゃ倒せないかも、とは思ってたけど……硬すぎない?」
美優「エンジェルハウリングでも……やはり、核にあたる繭を探さないと……」
以下略
52
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/09/25(水) 17:32:37.59 ID:Ui4Yzw5Ko
店長「とどめ……ってことは君も戦えるのか? すごいな……」
裕美「えっと、魔法が少し……でももう、魔力がなくて……」
以下略
53
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/09/25(水) 17:33:06.73 ID:Ui4Yzw5Ko
李衣菜「だ、大丈夫?」
きらり「うん! まだまだだいじょーぶっ!」
以下略
54
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/09/25(水) 17:33:42.34 ID:Ui4Yzw5Ko
杏「なんでもないよ。ちょっと責任感じてるだけだから」
――もちろん、嘘だ。
以下略
55
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/09/25(水) 17:34:27.97 ID:Ui4Yzw5Ko
きっと自分を疑いの目で見ているだろう、と杏は思った。
顔をあげずに、今の失言をどう弁明したものか、それとも誤魔化すかを思案する。
しかし自分の中へと再び感情を戻そうとした杏に、きらりはそれでも明るく声をかけた。
以下略
56
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/09/25(水) 17:35:51.66 ID:Ui4Yzw5Ko
言外の意味をくみ取り、杏は戦慄した。
決して上から目線の、横暴で横柄な、自己満足の行為の発言ではないことを理解してしまったから。
心の底から相手を思い続け、純粋な好意で助けようとする。
今の杏自身が、珍しく『やる気を出した』のと同じ理屈を、まったく見ず知らずの自分へ対して行おうとしているのだと理解してしまったから。
以下略
57
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/09/25(水) 17:36:34.31 ID:Ui4Yzw5Ko
力強く、胸を叩いてきらりは答える。
少しの迷いもなく。当たり前のことのように。
きらり「うん、りょーかいっ! まかせて!」
以下略
58
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/09/25(水) 17:37:07.16 ID:Ui4Yzw5Ko
話を聞き終わったきらりの身体に再び力が湧き上がる。
戦いが続き、疲労していたメンバーたちは決め手もなく押されている。
その分まで、絶望へ立ち向かうために。
以下略
59
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/09/25(水) 17:41:21.00 ID:Ui4Yzw5Ko
!双葉杏が『やる気』を出しました。
――憤怒の街をひっくり返して泰葉を救うために自分もリスクを背負う覚悟を決めたようです。
!絶望の翼蛇龍と防衛戦線組が接触、戦闘が開始されました。
――翼蛇龍が文字通り『絶望』的な戦力を持っているようです。
以下略
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