過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part7
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645: ◆zvY2y1UzWw[sage ]
2013/10/20(日) 18:27:48.18 ID:LPSd0q5x0
投下します


646: ◆zvY2y1UzWw[sage ]
2013/10/20(日) 18:29:30.62 ID:LPSd0q5x0
「昼子ちゃん…ついに始まったね、秋炎絢爛祭。」

「ああ…だが、我が何故このような格好をせねばならぬと我は今日まで何回言ったことだろうか…」

「あはは…」
以下略



647: ◆zvY2y1UzWw[sage ]
2013/10/20(日) 18:29:57.89 ID:LPSd0q5x0
…彼女達のクラスの出店は、『コスプレ喫茶』。

中学生らしい発想ではあるが、こんな大きな祭りに出る為それなりの準備をされており、コスプレも本格的である。

魔法少女服のツインテールの蘭子と、黒いメイド服のツーサイドアップの昼子。
以下略



648: ◆zvY2y1UzWw[sage ]
2013/10/20(日) 18:30:52.40 ID:LPSd0q5x0
厨房スペースとテーブルスペースの間のウェイトレス待機スペースで、男子の一人が携帯の画面を見せてきた。

「おい、見ろよ蘭子、昼子!結構俺たちの店、呟きでも話題になってるぜ!」

「え、本当!?」
以下略



649: ◆zvY2y1UzWw[sage ]
2013/10/20(日) 18:32:03.97 ID:LPSd0q5x0
その頃。

「えっと…姫様達はコスプレ喫茶だっけ。アタシみたいな子が一人で入るような店じゃない気が…あ、うまー❤」

黄色いフードのついた服を着た少女…ユズが、人気のない校舎裏の隅の方でパンフレットを読みながらクレープを食べていた。
以下略



650: ◆zvY2y1UzWw[sage ]
2013/10/20(日) 18:33:17.48 ID:LPSd0q5x0
「…次は何食べようかなぁ…姫様達は店の場所覚えておけば何とかなると思うし…と言うか長時間居座れないだろうしね!」

使い道も無かったので結構溜まっている財布の中身を確認しつつ、立ち上がる。

『ぷち、カモン!』
以下略



651: ◆zvY2y1UzWw[sage ]
2013/10/20(日) 18:34:24.01 ID:LPSd0q5x0
ユズは会場を適当にうろつきつつ、いろいろ食べている。

サボりではない。これでも周囲の魔翌力や力の流れは観察している。

「んーアイス、んまー❤…って、おやおや?」
以下略



652: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/10/20(日) 18:36:05.08 ID:LPSd0q5x0
小さな小物はともかく、大きな物もあるからか、始まったばかりの今は客は殆どいない。かさばるから、そういった物は帰る時に買うのだろう。

取りあえず棚の腕輪を手に取る。二つで一つのペアらしい。片方は黒い腕輪に白いユニコーンが。もう片方は白い腕輪に黒いペガサスが描かれている。

それら…否、店にある殆どの物から魔力、又はそれに近い力を感じた。
以下略



653: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/10/20(日) 18:38:21.29 ID:LPSd0q5x0
「なるほど…マテリアルの魔力を感じてきたのですね?」

「そんな名前なんだ…。似ている物は知っているけど、こういうのは初めて見るよー。」

「まぁ、そうでしたの?さすがあれ程の魔術を使えるだけありますわね。」
以下略



654: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/10/20(日) 18:40:21.06 ID:LPSd0q5x0
「そう?まぁ一応対策は練っておくべきかなぁ…いやでも…あ、そうだ。」

しかし当の本人はそんな雰囲気を纏っていたとは思えない程の仕草と態度。

思い出したように、持っていた腕輪をすっと前に出した。
以下略



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