過去ログ - 安価でファンタジー小説
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113:ほいこーろー
2013/09/27(金) 19:20:25.14 ID:cG2AjLBJ0
「ぜはーぜはー」
「ほーほっほっほっ!!」
 息を切らしたアリスを見て、勝ち誇るロナルド某。
 彼女は性格・技・見た目。
 つまりは心技体、全てにおいてギャグキャラだったのだ。
以下略



114:ほいこーろー
2013/09/27(金) 20:45:50.60 ID:cG2AjLBJ0
「食べ物を粗末にしちゃいけません!!」
 普段おとなしい睦月の怒りのドロップキック!
 不意をつかれたロナルド某は、またもや盛大に吹き飛んだ!
「な……なぁ!?」
 それでもめげないぞ、ロナルド某!
以下略



115:ほいこーろー
2013/09/27(金) 21:07:12.54 ID:cG2AjLBJ0
「ぬ、ぬぐぐ! きょうのところはこれくらいで勘弁してやるわ! 覚えておきなさい!」
 そして、ロナルド某は、先日の殺生狐と同じ捨て台詞を噛まずに吐いて、闘争した。
「ほんと、あんたたちはあの台詞好きよねぇ……」
「うぐぐ……」
 殺生狐をジト目で見つめるアリス。
以下略



116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/27(金) 21:08:42.13 ID:KPQDRbGSo
ksk


117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/27(金) 21:09:34.38 ID:Zexr9dfwO
森の中にあるお化け屋敷の捜索


118:ほいこーろー
2013/09/27(金) 22:55:13.62 ID:cG2AjLBJ0
 翌日。
 此度の依頼は、町外れの森奥、その中にあるいかにもな屋敷の捜索だった。
「な〜んか、私たち、何でも屋と勘違いされてない?」
「一理あるな……」
「でも、みなさんのお役にたてることには変わりありませんよ!」
以下略



119:ほいこーろー
2013/09/27(金) 23:02:47.63 ID:cG2AjLBJ0
「けーけけけ!」
「やかましい」
 アリスは布おばけ型の妖に特に驚くでもなく、釘バットでぼこぼこにしていく。
「風情がねぇなぁ……」
「風情があったら、仕事になんないでしょ」
以下略



120:ほいこーろー
2013/09/28(土) 08:09:17.68 ID:vI3Z48rX0
「ほーほっほっほっ!!」
 だらけた空気のまま捜索を続けていると、どこかで聞いたような、聞きたくもなかったような声が屋敷内に響き渡る。
 金髪ロールの、存在そのものがギャグ。
 ロナルド某の登場だ。
 コングリオの低かったテンションが、さらにだだ下がったのは言うまでもないだろう。


121:ほいこーろー
2013/09/28(土) 08:20:28.04 ID:vI3Z48rX0
「しかし、大量の妖の中にいても目立つなぁ」
 ボソッと呟く雄介。
 それにロナルド某が反応しないはずがなかった。
「ほーほっほっほっ!! 私の存在感がなせる業ね!」
 ある意味、間違ってはいない。


122:ほいこーろー
2013/09/28(土) 09:29:50.63 ID:vI3Z48rX0
「あら? あんた、よく見れば妖の侵食が深まってるじゃない?」
「そういうあんたも、髪切った?」
 二人の言葉通り、ロナルド某の腕の妖部分は、侵食が深まっていて、一方アリスはロングだった髪が、かなり短くなっている。
 ……アリスの代償は、髪が再生しなくなること。
 つまり、能力を使い続けていると、ハゲるのだ……。


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