103:ほいこーろー
2013/09/26(木) 21:50:37.45 ID:VJ7TS3Sb0
もちろん、アリスがキレた理由は、睦月が殺生狐と仲良くしてるからなどと言う理由ではなく、流れる甘ったるい空気が気に喰わなかったからだ。
他の四名にはそれを思考する隙も無い恐怖を与えてはいるが。
「よーし、気分が悪い。ロナルドなんたら、勝負してやるよ」
ビッ、とロナルド某に釘バットを向け、ようやくアリスはまとまな戦闘体勢に入った。
しかし、ことここにおいて、彼女は致命的なミスをしていたのだ。
104:ほいこーろー
2013/09/27(金) 08:19:05.25 ID:cG2AjLBJ0
彼女のミスは、勢いに任せ、自分が戦う空気を作ってしまったこと。
つまりは、あれほど嫌がっていた災素を使わなくてはならないのだ。
もう、引くに引けない。
「……」
さすがのアリスも汗を滝のごとく流すしかなかった。
105:ほいこーろー
2013/09/27(金) 11:22:28.17 ID:cG2AjLBJ0
「ほーほっほっほっ!! どうやら、私の迫力に恐れをなしたようね!」
アリスの様子を、自分の手柄と勘違いしたか。甲高い高笑いをあげる、ロナルド某。
もちろん、そんなことはないのだが、アリスが災素を使いたくない理由は、代償以外にもあった。
それは……。
106:ほいこーろー
2013/09/27(金) 17:54:04.52 ID:cG2AjLBJ0
しかし、背に腹は代えられない。
アリスは災素を発動した。
アリスの髪をグングンと伸び始め、やがてそれはちぎれた。
この過程の、髪が伸びきっている状態がどうしようもなくダサいのだ。
107:ほいこーろー
2013/09/27(金) 18:35:59.48 ID:cG2AjLBJ0
「分身能力?」
自分の推理に自信がないのか、疑問形で投げかけるロナルド某。
「そうよ」
アリスはそれに、あっさりと答えた。
どうせ、隠したところですぐにバレるからだ。
108:ほいこーろー
2013/09/27(金) 18:45:13.03 ID:cG2AjLBJ0
>>108
ロナルド某の、具体的な戦闘法
注:妖化した腕とつながる感じにしてください。
109:ほいこーろー
2013/09/27(金) 18:45:40.46 ID:cG2AjLBJ0
再安価↓2
110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/27(金) 18:46:23.62 ID:+UHbbEr6o
加速下
111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/27(金) 18:46:49.61 ID:b6xD1pAOo
様々なところから熱々のハンバーグを持った腕が現れる
112:ほいこーろー
2013/09/27(金) 19:14:01.20 ID:cG2AjLBJ0
「ふふふ、私の能力を喰らいなさい!」
ロナルド某がそう凄み、いきなり無数に開いた時空の歪みから取り出したるは、ハンバーグを持った腕!
「へ……?」
これにはギャグ属性のアリスも、呆けざるを得なかった……。
「しかも、ただのハンバーグじゃないわ!」
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