過去ログ - 安価でファンタジー小説
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50:ほいこーろー
2013/09/22(日) 20:07:30.71 ID:uqRi5nvh0
 夕暮れ時。
 金髪(ブロンド)ロングのあどけない美少女、アイリス・キャロル(通称アリス)とその仲間の前には敵”がいた。
 その”敵”は妖(あやし)と呼ばれ、今回は黒い子狐の姿で、ブロック塀を背にしてアリスたちを威嚇している。

「あー、今度の被害はブロック崩しってところね」
 アリスは、その幼さを残した顔に見合わぬ、まがまがしい釘バットを肩においている。

「アリスさん、怖いですよ……」
 アリスの仲間の一人が、おどおどとアリスに苦言を呈する。
 彼女の名は、近衛睦月。緑髪のショートヘア。
 背丈はアリスより高いものの、その小心者な態度から、年下に見える。
 彼女は普通ならば法に接触する刀を武器としている。

「ま、コングリオと妖のバトル、開幕ってとこだな」
 余裕然として答えたのは、仲間内唯一の男性・秋山雄介。
 武器は杖。そして、チームの名付け親でもある。
 しかし……。

『ダサッ』

 女性陣からは不評なようだ。


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