過去ログ - 黒子「おまじない……?」#3.5
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22: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2013/09/24(火) 23:04:58.49 ID:f3ZWJOpO0
初春「どこにいるんですか……」
彼女の問いかけに、誰も答えるものはいない。
息音はおろか、虫がはいずる音さえも聞こえない。
23: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2013/09/24(火) 23:06:17.32 ID:f3ZWJOpO0
24: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2013/09/24(火) 23:06:57.07 ID:f3ZWJOpO0
木材が軋み、填められていると思われるガラスが震える音を立てながら――引き戸は難なく横へとスライドした。
ただし、その先に広がる空間も明かりは灯っていなく――相変わらず目の前は暗いままだが。
25: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2013/09/24(火) 23:08:07.05 ID:f3ZWJOpO0
26: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2013/09/24(火) 23:09:22.39 ID:f3ZWJOpO0
初春「――!!」
ノイズ音がしたと同時に――目の前が明るくなった。
闇からのいきなりの転調に、思わず左手で目の前を覆ってしまう。
27: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2013/09/24(火) 23:11:15.06 ID:f3ZWJOpO0
初春「さっきと……違う……」
ただし、黒崎と入ってきたときとは、状況があまりにも違いすぎていた。
むしろ、これは――
28: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2013/09/24(火) 23:12:27.44 ID:f3ZWJOpO0
初春「――!?」
そこから正面奥の隅にあるロッカーにかけての床。
刻命と入ってきた時にはなかった、ある変化に思わず目を見張る。
29: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2013/09/24(火) 23:13:16.06 ID:f3ZWJOpO0
初春「……ごくり」
固唾を呑む。
30: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2013/09/24(火) 23:14:10.71 ID:f3ZWJOpO0
31: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2013/09/24(火) 23:14:37.57 ID:f3ZWJOpO0
初春「――!!」
足元の床が不気味な軋みを上げていた。
32: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2013/09/24(火) 23:19:41.99 ID:f3ZWJOpO0
お久しぶりです。
何とか投下の目途が付きました。
お待たせして申し訳ありません。
なお、今回は以下のように選択肢が続きます。
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