過去ログ - 落とし胤の一夏「今更会いたいとも思わない」
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12: ◆G4SP/HSOik[saga]
2013/09/28(土) 10:09:14.82 ID:5H8gBlq40

千冬「くれぐれも間違いは起こすなよ。そうなれば、二人の命は無いからな」

一夏「ああ、まったくだ。後で公式の謝罪文をいただきますよ?」

千冬「そうだな。至急用意させておこう」

箒「えっと、そこまでしなくてもいいのでは…………?」

一夏「何を言っているんだ? しかたがないとはいえ、こんなことが世間に知れ渡ったらスキャンダルものだ」

一夏「ただでさえ、俺の入学には各方面からの賛否両論の板挟みになっているのに……」

一夏「それに相部屋が“篠ノ之 束の妹”だからな……」

一夏「ゴシップ記者の飯の種にさせるわけにはいかない」

一夏「こういうところははっきりさせておかないといけないのさ」

箒「あ…………(私は自分のことしか――――――)」

一夏「それがわかったら早く行こう」

一夏「私 織斑一夏は篠ノ之 箒との一時的な同室を望む」ビシッ

千冬「ああ、確かに聞き届けた」

千冬「さあ、篠ノ之、もう遠慮することはない」

箒「は、はい! 私も武士としての節度を似って――――――」

一夏「相変わらず堅いな、箒は」クスッ

箒「な、それはお前がそうさせたのだろう!?」

一夏「さ、部屋に行こう、俺のベストルームメイト」ニッコリ

箒「………………卑怯だぞ、一夏」ボソッ

一夏「む? はっきり言わないとわからない」

箒「何でもない! それよりもこれから一緒に過ごす以上は――――――」ムスッ

千冬「とっとと戻れ、お前たち」

一夏「はい! おやすみなさい、寮長!」パシッ

箒「あ、おやすみなさい! ――――――って一夏、引っ張るなぁああ!」

千冬「ああ、おやすみ」

千冬「ふふ、根っこは変わっていないらしいな……」ヤレヤレ




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