24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 12:43:51.53 ID:C20G8sY80
「眼帯 これを頂けるのですね」
都「はい。私が探偵ドラマを見ながら片眼鏡が欲しいと呟いたら、プロデューサーさんが代わりにくださったものです。
こうですね、ポアロの様に片眼鏡をスチャッと身に付ける。その動作に憧れたのです」
「カッコイイです」
あれは……上条Pにどんな片眼鏡が良いか尋ねたら、片眼鏡は眼孔にレンズをはめ込むからほりの深い人間でないと扱いにくいと教えられたんだっけ。
そしたらたまたまそばにいた美玲Pが代わりに眼帯をくれたんだよな。
左右で視力が違うと戸惑うから、まずはこれで慣れて見ろとの話だったけど……人の親切は上手く伝わらないんだよな。
都「その時同時にLIVEのお仕事を頂きまして、頼子さんとディテクティブヴァーサスのユニットを組んだのですが……。
頼子さんがステージ衣装で片眼鏡を採用されましたので、私の夢はこの眼帯と共にしまいこまれる事となったのです」
本当に間が悪かった。
都は必死で喜んだふりをしてくれていたけれど、あんな良い娘に気を遣わせてしまった事がとても辛かったっけ。
都「私には扱う事は出来ませんでしたので、供養の意味を込めてこれを差し上げます。
気づかいは細かく、判断はズバッと! カンペキです!」
あの時はすまなかったな都。安斎Pへも黙っていてくれたんだろう。
あれは不幸な擦れ違いだったんだ。別にお前が悪い訳じゃない。
「あなたを犯人です」
いや、それはどこぞの洗脳探偵の台詞だから。確かにメイドだけれども……。
おしゃれ眼帯を手に入れた。 推定価格 961円。
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