過去ログ - ライラ「交換するですよ」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 12:37:35.05 ID:C20G8sY80


都「おやおやおや〜? 何やら面妖な事をされていますね。
 今日は事務所で起きた事件を解決するため、潜入捜査です。
 えっ、事件なんて起きてない? いえいえ、これから起きるんですよ、ご主人様!」
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 12:39:40.88 ID:C20G8sY80
「交換するですよ」

都「なんと虫眼鏡ですか。これは探偵にはマストアイテムですね。
  あ〜あ〜、おっほん。
  ではワトスン君、新聞を持ってきてくれたまえ。僕は情報に飢えているのだよ」
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 12:43:02.99 ID:C20G8sY80


 アイドルとプロデューサーの間には確かな信頼関係が必要だ。
だが時折その信頼を、どちらかが愛情と履き替えてしまう悲劇もまた存在する。
そして僕らはそれを取り違えてしまった―――押し込めていた筈の思い出が噴出してくる。
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 12:43:51.53 ID:C20G8sY80
「眼帯 これを頂けるのですね」

都「はい。私が探偵ドラマを見ながら片眼鏡が欲しいと呟いたら、プロデューサーさんが代わりにくださったものです。
  こうですね、ポアロの様に片眼鏡をスチャッと身に付ける。その動作に憧れたのです」

以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 12:45:27.97 ID:C20G8sY80


みく「(発見! よっしゃ、跳びかかってやるにゃ……)
  つーかまーえた。みくの前を素通りなんて、そうは問屋がおろさないのにゃ」

以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 12:47:07.90 ID:C20G8sY80



社長『――はクビだ』

以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 12:51:33.34 ID:C20G8sY80
雪美「P……どこ……そば、いないと……心配……。
  だから……隣……いて…。P……私……わかってる……心……通じるから……」

小梅「雪美ちゃん……こっちです……」

以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 12:54:04.00 ID:C20G8sY80
 あっちはあっちで盛り上がっているようだな。そうだ二人とも、ちゃんとご飯は食べているのかな?
アイドルは痩せてなきゃいけないって世論もあるけれど、君らはもう少し血色を良くした方が健康的だと思うんだ。
幻想性が薄れてファンが離れるかもしれないけれど、成長期には無理をせず体を育てた方が良い。

小梅「あ、うん……わ、私は元気です……えへ、えへへ……ちょっと、うれしいな……。ううん、すごく……うれしい。
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 12:55:58.04 ID:C20G8sY80


 それにしても、僕がみくの飼い主か……。

みく『Pチャンってやっぱりいいひとだったんだにゃあ……みくの目と、みくを選んだプロデューサーの目は間違ってなかったにゃ!』
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 12:59:05.58 ID:C20G8sY80
 だが、あの時僕にハロウィンぷちデビルが囁いた。

『エビで鯛を釣るって名言だよね!
 CDの印税があれば一生楽できるんだよね? プロデューサーの言葉を信じてよかったよ〜。で、印税はいつ貰えるの〜?』

以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 13:03:24.46 ID:C20G8sY80
みく「眼帯 懐かしいにゃ。こうして身に付けて、猫耳を外して―――」

「どうなるのでございますか?」

みく「私が、なんで眼帯をしているか―――気にしてたよね。見せてあげようか? この眼帯の下。
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 13:04:43.35 ID:C20G8sY80


 だいぶ事務所を回ってみたけど、またアイスに戻ってしまったな。
なら僕らにとって大切なものは、二人を繋いだアイスなのかもしれないね。
もう食べてもいいんじゃないかな。君の好物なんだろう?
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 13:08:07.71 ID:C20G8sY80



「プロデューサーは、わらしべ長者と言っていましたです。
 交換すれば幸せになれるそうなのですが……ワタクシにはやっぱり分かりませんでしたね」
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 13:09:32.37 ID:C20G8sY80
瞳子『プロデューサーさん、私なら大丈夫だから、もっとお仕事しましょ。
   貴方と出会ってアイドルになって……全てが順調って訳じゃなかった……。それでも一度はひび割れた私の心を……貴方は愛で塞いでくれた……』

 救えなかったモノがあって、助けられなかった人がいて、叶えられなかった願いがあった。
でもそれでも、救えたモノがあって、助けられた人がいて、叶えられた願いがあって、こんな自分を許してくれた人がいた。
以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 13:14:14.87 ID:C20G8sY80


「ただいま戻りましたですよ」

 そして僕らはあの安アパートへと戻る。
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 13:17:22.71 ID:C20G8sY80
ライラ「パパの承認の無い婚姻は罪なのです」

 僕はあの時、全てを捨ててライラとの駆け落ちを望んでいた。
あの仕える価値のない父親の元では、僕らは幸せにはなれないと……身勝手で愚かな選択だった。

以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/10/04(金) 13:20:48.35 ID:C20G8sY80
以下 訂正
>>14 誤字


 冬の日に血走った眼の男が、当然腕を引いて彼女を路地裏へと引き込んだ。
以下略



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/10/04(金) 13:21:31.72 ID:C20G8sY80
投下は以上です。
モバマスでの過去作は以下が存在します、興味を持っていただければ幸いです。

白菊ほたる「手を取り合って」
ex14.vip2ch.com
以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/04(金) 13:32:10.57 ID:cscEtq5Uo
いちもつ


40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/04(金) 13:50:35.37 ID:j1exVe6xo
おっつおっつ
ナチュラルにレアメダルとされた智絵里


41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/04(金) 15:15:17.37 ID:93KfwaVXo
うーん…


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