21: ◆ttske0ubhFi9[saga]
2013/10/07(月) 14:51:20.00 ID:uDlNoJil0
やっぱり、と、アリサが懸念していたことが起きた。
上条当麻は、基本的に優しい。その本質は見返りを求めない。それは勿論、彼女であるアリサへも例外ではない。アリサは、自分が欲しいと言えば彼が無理してでも何かを買ってくれることを、自惚れではなく理解している。
だから。
「そんな、悪いよ」
自分の我が儘で、彼と、そして友達だあり彼の居候であるインデックスの私生活を圧迫したくはない。アリサはそんな思いで一杯だった。
「まぁまぁ。実はわたくしこと上条当麻、この日の為にしっかりと軍資金は蓄えてきたんだ!欲しい物があったら言ってくれよ、遠慮せずに買ってやるからさ」
プレゼントは彼氏として当然だろ?と上条は笑いながら言う。
35Res/20.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。