過去ログ - まほ「みほが公式試合で私が好きだと言ったらしいのだが・・・」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/10(木) 21:30:50.36 ID:qdXsAWWu0
仲間の話していた噂を今さらながらに思い出していた―――。

『公式試合で、お姉さんのことが好きだって公言したって』

あれを鵜呑みにはしていない。ただ、だんだんみほが私を見る目が変ってきたのは分かっていた。
戦車道とは別の件で。でも、それは、シスターコンプレックスいわゆるシスコンの類で、それ以上でも
以下でもないのだと勝手に、憶測を立てていた。


私の涙は、驚きとともに引っ込んでいた。みほはというと、だんだんと大胆な行動に移っていた。

「みほ……ッ、ダメだ……ッンㇺ?!」

「チュルッ……お姉ちゃん、おいしぃ……ッチュ」

呼吸ができなくて、何事かと思った。みほが私の唇を自身のそれで塞いできたのだ。

「ゃめッ……みほッ!? そこはッ?!」

顔を背けようとした瞬間、下で耳をなぞられ力が抜けてへなへなと崩れ落ちてしまった。すぐに、みほは次の行動に移っていた。私の上に覆いかぶさるように、自分の身体を反転させた。つまり、私は、みほの下敷きとなった。

じわっと背中に浮き出た汗がべたついた。お互いに呼吸が荒い。みほにいたっては鼻息も多少荒い。
そこはかとなく満足そうにしている。

「気は確かか……?」

「確かじゃないのかも……しれない」

「なら、気は済んだか」

「う、うん。お姉ちゃんが泣くから、つい慰めないとって思って……涙、止まったんだね……良かった」

「びっくりして止まったんだ……それに、あれは嬉しくて泣いてたんだぞ。みほが、頑張れるなんて言うから……」

「そ、そうだったんだ。早とちりしちゃった……えへへ」

「退いてもらえるかな」

案外、力が強い。妹のくせに。




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