39: ◆vFrOP6Ejc.[saga]
2013/10/19(土) 22:11:57.82 ID:e1A6D2xD0
「ねぇ、そういえばさぁ」
「当麻って、長い黒髪が好きなの?あと、胸が大きい娘とか」
「ぶっ」
「な、何をおっしゃってるんでせうか!」
当麻が慌ててる。
え?まさかそうなの?わたしと全然違うタイプなのに?
思わず眉間にしわが寄る。
「そんな、別に特定の好みがあるわけじゃねぇよ。髪とか胸とか」
「外見がどうこうってんじゃなくて、何かのきっかけで誰かを好きになって、その子のことが自分の好みになっていくんじゃないか」
「少なくとも俺はそうだな」
え、それって。
わたしのことを好きになったから、わたしの容姿が好みになったってこと?
「ふ、ふぅぅん。そうなんだ」
わたしは、ぼんやりと当麻の唇を見つめた。
(この唇にキスされたら、夢でもリアルに感じられるのかなぁ)
ここではっと思い出した。
そうだ、これから足りない部品を調達しにいかなきゃいけないんだった。
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