過去ログ - 【スーパーストリートファイターCROSS:StrikerS EDITION】
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287: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/06(月) 20:40:19.87 ID:U388e4u3O
その時、再び「あの光」が輝いた。

その光は4年前と同様に眩しく輝き辺りを包む。その直後、スバルの殺意の波動が弱まった。
「(明るくて暖かい…これは何…?)」
「これはあの時の…今だ!)波ぁ!!」
以下略



288: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/06(月) 21:04:19.74 ID:U388e4u3O
「きゃああああ!!」
直撃した瞬間、炸裂音と共に激しい爆風が巻き起こりティアナが吹き飛ばされた。

「痛っ…。スバル…スバルは!?」
身体を起こしたティアナがスバルへ目を向ける。
以下略



289: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/06(月) 21:48:05.05 ID:U388e4u3O
「スバル!」
捻挫している筈のティアナだが痛む素振りすら見せずに全力で駆け出し、倒れる寸前のスバルを受け止めた。
「(足を挫いているのに無理をする…。やはりいい…コンビだな…)」

落ち着いたところで先程の攻防を振り返る。
以下略



290: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/06(月) 22:21:01.57 ID:U388e4u3O
「スバル!スバル!聞こえる!?」
スバルの返事が無い。まさか…!

「…寝てる…。人の気も知らないでこいつ…良かった…!」
ティアナは自分の怪我も忘れてスバルを抱きしめていた。
以下略



291: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/06(月) 23:06:33.51 ID:U388e4u3O
………
………
………

「(俺は…気絶していたのか。どれ位寝ていたんだ?…これは…)」
以下略



292: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/06(月) 23:40:44.13 ID:U388e4u3O
気を取り直した二人だったが、ティアナはスバルが目を覚ますまで待っていた為に試験の残り時間があと僅かとなっていた。
こればかりは俺の力ではどうしようもない。
元々今回の試験は諦めていたティアナだったが、スバルは二人でゴールする為に自分の考えた「裏技」を提案。ティアナはスバルを信じてそれに乗ったようだ。

スバルの作戦説明が終わったところで短い残り時間に無理を言ってスバルに殺意の波動の制御の仕方を口頭で説明し、ついでにスバルの拳法に関して助言もした。
以下略



293: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/06(月) 23:57:47.06 ID:U388e4u3O
「…行ったか。俺は自分があんなに世話好きではないと思っていたんだがな。柄にも無い事をしてしまった」
試験前までは他人の事を考える余裕も無かった筈なのに、気付けば今はスバルの事ばかり考えていた。

「(同じ力に苦しむ者としての同情か?…いや、こんな事を考えるのはスバルに失礼だったな。
だが…俺は心の何処かで苦しみを共有出来る仲間を求めていたのかも知れん。だとすればそれは…俺の心の弱さに他ならない。俺は…こんなにも弱い人間だったのか?
以下略



294: ◆OUO0NoB5Q0bR[sage]
2014/01/07(火) 00:03:00.48 ID:eEjBZfmVO
今日はここまでにします。
正月休みがもう終わりだー!やれやれだぜ!


295: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/09(木) 20:21:31.89 ID:r+WlkR/aO
「(スバル…。一時的に精神が揺らいだだけであれだけの事が起こった…。俺は…本当に戦い続けていいのか?)」
スバルに起こった事が俺には起こらないとは言い切れない。自分の歩む道に疑念が生じる。

しかしいつまでも落ち込んではいられない。
「(…今それを考えるのはやめよう。スバルの試験も気になる。追い付いたら隠れて見守るか)」
以下略



296: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/09(木) 22:11:14.47 ID:r+WlkR/aO
☆竜巻旋風脚
リュウ達が修める拳法の奥義の一つ。宙に浮き、片足を軸にして回転しながら前方に進み、もう片方の足で連続回し蹴りを繰り出す技。回転と前進は気の力で行っている。
しゃがまれると比較的簡単に躱されてしまうが、高速の回し蹴りが連続で来るため一度当たると体勢を立て直したり捌くのが難しくなる(ただしリュウは一撃の重さに重点を置いている為、喰らった相手は大抵一撃で吹き飛ぶ)。
また空中でも使用可能。水平に進むのは勿論のこと、跳躍の上昇中に繰り出すと飛躍的に飛距離が伸びたり、下降中に繰り出すと落下速度が速くなる。
そしてこの技と波動拳・昇龍拳の三つはこの拳法における基本となっている三位一体の技である。
以下略



297: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/09(木) 22:34:20.15 ID:r+WlkR/aO
「リュウさん!」
移動中になのはが飛んで来た。 俺は話をする為にビルの屋上に降りる。

「サーチャーが壊れたから様子を見に来ようと思って向かってる最中に妙な魔りょ…気の増大を感じて嫌な予感がしたんだけど…大丈夫だったの?」
「(今のなのはに余計な心配をさせる訳にはいかんな。話を逸らすか)。この距離から感じ取れたのか…また腕を上げたな。最初は近距離で感じ取る事さえむず…」
以下略



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