過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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◆OtZIp/YaIxCt
[saga]
2013/12/18(水) 03:17:22.19 ID:IyNgW1kk0
京太郎(今日こうして、俺たちが3人で行動しているのには、ちょっとした理由がある)
京太郎(大会本部から次の試合に関する説明を受けるために、顧問と部長が出向く必要があって)
京太郎(で、ついでに買い出しもするから、「俺も行きます」と)
京太郎(――雑用係? 出掛けに憧にそうからかわれたし、もうそれでもいいかな……)
京太郎「――大会のなか日で、他の人たちは疲れてるみたいですし」
京太郎「そこはまぁ、こういう時くらいは活躍を……」
晴絵「――本当に、それだけ?」ジッ
京太郎「……?」
灼「……?」
晴絵「――二人とも、そっくりな表情してるよ」クスッ
二人「……」
灼(私とハルちゃんが二人で行動することは、よくあることで)
灼(そこには特に、問題なんてなかった)
灼(……けれど)
京太郎「い、いや、別に特別な事情なんて……」
晴絵「――ふーん?」
灼(なんだろう、この感じ)
灼(昔、私はハルちゃんに強い憧れを抱いていた。これは間違いない)
灼(……恋心かなぁ、なんて思ってベッドでバタバタした時だってあった)
灼(そして、そんなことをしている日々のなか、いつの間にか――)
京太郎「……灼さんも」
灼「――!」ビクッ
京太郎「どうかしたんですか? 先生と同じで、様子がちょっとおかしいみたいですけど……」
灼「な、なんでもない、から!」アセアセ
京太郎「……?」
晴絵「……」
晴絵(いつか、私が冗談交じりに言った台詞)
晴絵(灼は、覚えてるのかな――)
晴絵(『ボーイフレンドができたら……』なんて)
京太郎「いや、ちょっと熱がありそうな……」
灼「ない! 夏だからしょうがない!」ブンブン
京太郎「そ、そうですか……?」
晴絵(――冗談のような、ホントの話だったり?)クスッ
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