過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 照「……6冊目」【阿知賀成分】
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616: ◆OtZIp/YaIxCt[saga]
2014/12/17(水) 00:41:41.33 ID:k/UsvnXt0
店主「それに」

店主「君も、チラチラ見てたことがある……違うかな?」

京太郎「――よく、覚えてましたね」

店主「その、目立つ金髪と長身なら、覚えてるもんだよ」

京太郎「……参りました」


店主「ところで」

店主「――君は、彼女のボーイフレンド、なのかな?」

京太郎「……」



京太郎「うーん……」

京太郎「多分、違うと思うんですよ」

店主「おや意外だ。もっと動揺するかと思った」

京太郎「多分、店主さんが話しやすくて、見栄をはらずに済むからだと思います」

店主「おいおい、褒め過ぎだって」

京太郎「――実際」


京太郎「今、アイツがいないから色々白状すると」

京太郎「正直……本当に正直言うと」

京太郎「俺が今知っている女子なら、色んな同級生から『可愛い』とか『美人』とか言われてる人をよく知ってます」

店主「……」

京太郎「たしかにその人たちは、評判通りだと思いますし、実際、俺も似たような感覚だと思います」

京太郎「――けど」


京太郎「一緒にいた時間、とか」

京太郎「色んな話をしたこと、とか」

京太郎「……それこそ、一緒に泊まったり、とか」

店主「おー、凄いことまで話すね」

京太郎「――!?」ハッ

京太郎「い、いや、それは……語弊、というか」アセアセ

店主「泊まった、といっても、『そういう行為』ではない、ってことだね?」

京太郎「……よく、ご存知で」

店主「いや、君もなかなか分かりやすいよ」

店主「もちろん、彼女ほどじゃないけど」

京太郎「まぁ、あいつは色々特殊ですから」

店主「『特別』の間違い?」

京太郎「……と、とにかく!」


京太郎「俺は、アイツと一緒にいるのが、好きで」

京太郎「一緒に、こういうお店にも付き合って」

京太郎「そして――そして……?」

京太郎(あれ? 俺、何か必死になってる?)


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