過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/01/04(土) 00:23:33.60 ID:mmZG/6ru0
目の前で、神殿は徐々にスピードを上げながら北極海へ着水した。
その衝撃で城はバラバラに砕け、北極海は瓦礫の海と化した。
走ったが、間に合わなかった。
一つ、脱出した人物が乗っていたらしいコンテナは見えた。
以下略
352
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/01/04(土) 00:24:01.76 ID:mmZG/6ru0
「………、…」
低体温症は、症状が進むにつれて意識が希薄になってくる。
独り言を呟く気力すらないまま、どこへ向かっているのかわからないまま。
以下略
353
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/01/04(土) 00:24:33.10 ID:mmZG/6ru0
『君の生存はプランにとって不都合だ』
「そう、だろうな」
アレイスターは、自分への怒りだけで殺しに来たのではない。
以下略
354
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/01/04(土) 00:25:02.56 ID:mmZG/6ru0
。
。
。
以下略
355
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/01/04(土) 00:25:41.36 ID:mmZG/6ru0
「………ん」
目が覚めた。
暖かそうな内装の、さほど広くない部屋だった。
以下略
356
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/01/04(土) 00:26:16.68 ID:mmZG/6ru0
見つからない。
また、ダメなのか。
彼女の手がかりだけ掴んで、見つけられないのか。
以下略
357
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga !red_res]
2014/01/04(土) 00:26:47.30 ID:mmZG/6ru0
雷神トールが引っ張った瞬間。
切断面が鮮やかな腕だけが、小さな雪山から引っこ抜かれた。
358
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/01/04(土) 00:27:34.75 ID:mmZG/6ru0
「………あ…?」
トールの思考が、全停止した。
以下略
359
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/01/04(土) 00:29:03.93 ID:mmZG/6ru0
「う、……ぇえ゛ッ…!」
のろのろと腕から手を離し、こみ上げるままに嘔吐した。
元々ロクに食べてはいなかったが、胃の内容物全てが胃液に混じって雪原へ吐き出される。
以下略
360
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/01/04(土) 00:29:31.55 ID:mmZG/6ru0
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