過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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491: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/01/25(土) 23:03:54.40 ID:0oMmW5z50


崖に立つ。
潮風が、頬を撫でていった。
オティヌスに痛めつけられた身体はボロボロで。

「……」

ただ、清々しかった。
今日で全てが終わり、報われる。

たとえ今日この日、自分が間違っていたにせよ。
百年後よりずっと先の未来で、誰かが自分を認めてくれるだろう。

「それじゃあ、」

振り返る。
笑みが浮かぶのは、生きていることに疲れてしまったから。

「―――さよなら」

足元を蹴る。
実に綺麗な自由落下で、彼女は崖の下に向かって落ちていった。


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