1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/28(月) 20:40:41.08 ID:qd3EGB9P0
変態SS以外を書くの初めてなんである程度は勘弁して欲しい
真「ふぅ…この辺にしとこう」
日課のジョギングを終わらせて帰ろうとした
「そこのお兄さん、焼きそば食べない?」
辺りを見回してもお兄さんと呼べるような人間は居なかった。
「君だよ君、ジョギング終わりの君」
真「やっぱりか...」
男と間違われるのは慣れた。けど嬉しいものじゃない
真「ボクは女の子ですよ!」
「あ〜ごめんごめん、で、焼きそば食べない?」
「お嬢ちゃん可愛いから負けとくよ」
真「さっき男と間違えたクセに...」
「そうだっけ?まあ気にすんな。ホレ」
頭にタオルを巻いてサングラスを掛けた屋台のお兄さんは焼きそばを差し出した
真「紅しょうが多めでお願いしますね」
「仕方ねえなぁ」
「お嬢ちゃんいつもこの辺走ってるよな、部活でもしてんの?」
真「いえ、運動が好きなだけですよ」モグモグ
「へー関心関心」
真「て言うかいつも見てたんですか?」
「いんや?二日目」
真「調子狂うなぁ...」
「よく言われる」
真「でしょうね」
「まあ今初めて言われたんだけどな」
真「」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/28(月) 20:42:56.69 ID:qd3EGB9P0
「で、お嬢ちゃん名前は?」
真「名前?」
「おう、また話したいし。」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/28(月) 20:44:12.13 ID:qd3EGB9P0
お兄さんは昼間は違うところで働いているらしい。
夕方は毎日ジョギングしてからお兄さんと喋るのが日課になっていた。
そしてある日、お兄さんは夕方なのに公園に居なかった。
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/28(月) 20:45:24.06 ID:qd3EGB9P0
真「こんにちは!お兄さん」
「ん?あー真ちゃんか」
お兄さんは川原で寝ていた。
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/28(月) 20:46:34.64 ID:qd3EGB9P0
「ぜぇ...ぜぇ...速すぎんだろ」
真「やっりぃー!かけっこなら負けませんよ!」
「あー辛...流石に数年まともな運動してねーからな」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/28(月) 20:48:25.23 ID:qd3EGB9P0
9月、まだまだ暑い日が続く
真「うわ、暑いなぁ。あ、かき氷売ってる」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/28(月) 20:50:10.96 ID:qd3EGB9P0
真「え?」
「ん?何でも無いよ。さあ、今日の仕事ははお終いだ!」
真「あれ?焼きそば屋はしないんですか?」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/28(月) 20:51:41.49 ID:qd3EGB9P0
二年後、今ボクは765プロダクションというプロダクションでアイドル活動をしています。
そしてついに...
P「真、IU大賞おめでとう!」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/28(月) 20:53:23.29 ID:qd3EGB9P0
P「河川敷、か」
真「ボクがアイドルになる前、ここでよく変なお兄さんと喋ってたんですよ」
P「へ、変なお兄さん?」
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