282: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/04(月) 00:48:45.88 ID:cp6WeGbSo
しかしネクタイが蓋の役割をしているので、あまり風の流れは起こらない。
「凛、どうしたの、隈がひどいよ」
そこへ、ちょうどポートのプラグを抜き、退社しようとする加蓮が通り掛かった。
「……おはよ。加蓮は今まさに仕事上がるところだね?」
凛があまり豊かでない表情で問うと、
「そ、やっぱり夜勤はめんどいね」
やれやれと云った表情で、つと嘆息しながら答えた。
そして、「一体どうしたのよ、そんな思い詰めたような顔して」と訝しむ。
凛はしばらく考え込んだ。
「……ちょっと話があるんだけど、私は今から仕事だし、加蓮は夜勤明けだし、どうしようかな……」
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