283: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/11/04(月) 00:49:17.05 ID:cp6WeGbSo
顎に手を当てて足許を見詰めると、その様子に、何かを感じ取ったのか、加蓮が云う。
「じゃあアタシ、夕方にでも事務所へ出てこようか? どんな話?」
その提案に凛は視線を上げ、申し訳なさそうに微笑んだ。
「ごめん、助かる。例のバー云々のことなんだけど」
瞬間、加蓮の表情が僅かにぴくりと硬くなった。
「……成程、大事そうな話だね。いーよ。その件ならアタシも気になってたし、今から帰って寝たって昼過ぎには起きちゃいそうだしね」
加蓮は、あはは、と笑い、「じゃ、あとでね」と云って退社した。
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