過去ログ - 提督「心から愛しい羽黒に捧ぐ。」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/02(土) 20:27:35.55 ID:4zCQ4lZMo
抱きしめたあとは接吻と愛撫を繰り返した。
唇をなぞり、首を食み、手首に舌をはわせた。
そうして肌を重ねているうちにどちらからともなく離れてゆく。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/02(土) 20:46:10.35 ID:4zCQ4lZMo
鉄底海峡。
私に与えられた地で私は指揮をとった。
いつもの5人は相変わらず私に従い、そして着実に戦果を挙げていた。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/03(日) 03:28:30.54 ID:swHYW4Jko
敵の空母と戦艦からの攻撃は熾烈だったが、今まで私が乗り越えてきた修羅場の比ではない。
しかし、ついに雷撃できる距離まで艦隊は迫った。
敵から羽黒に向けて2本の魚雷が放たれる。
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/03(日) 03:48:10.61 ID:swHYW4Jko
以上です。
羽黒が轟沈したのでむしゃくしゃして書きました。
このあとまだポツポツ書く予定です。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/03(日) 03:53:19.02 ID:dlI0QC6to
轟沈しちゃったのか…
楽しみにしてる
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/11/03(日) 03:55:58.55 ID:dhwOsPjG0
乙。もっと読みたいですよ!
その後が気になる
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/03(日) 07:05:15.77 ID:j97TKaKxo
乙
続きも楽しみにしてます
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/03(日) 19:52:02.44 ID:swHYW4Jko
夕方の執務室には虚しく軍歌が響く。
かつては羽黒と共に耳を傾けた音色が虚空に溶ける。
軍艦行進曲。
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/03(日) 20:05:35.97 ID:swHYW4Jko
杯に残った酒を飲み干してその来客を見やると、我が艦隊の旗艦、霧島であった。
「あぁ、霧島か……私に何か用事でも?」
「お、落ち着いて聞いてくださいね? 他の部隊より鉄底海峡にて羽黒らしき重巡洋艦の姿を見たとの報告がありました」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/03(日) 20:11:22.40 ID:swHYW4Jko
「羽黒はね、最期に私を見たんだ。雷撃の水飛沫にかき消されて死体は見つからなかったとはいえ、一体彼女はどこにいたというんだね?」
「命からがら逃げて、何処かの島に身を隠しているやもしれません!」
霧島の必死な言葉に、私は喉を鳴らして笑った。
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