過去ログ - 提督「心から愛しい羽黒に捧ぐ。」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/02(土) 19:39:28.38 ID:4zCQ4lZMo
>>2
ごめんなさい。狙ってないです



以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/02(土) 19:42:43.63 ID:4zCQ4lZMo
 沖ノ島へと進軍する前日、私は特に荒れていた。

 初めて艦娘を喪い、満身創痍で撤退をさせた自分自身に腹が立っていた。

 執務室で浴びるように酒を飲み、私を見つめて沈んでいった駆逐艦、響に対して涙を流した。
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/02(土) 19:45:41.06 ID:4zCQ4lZMo
 そんな時、執務室の扉が控えめに叩かれた。

 私は反射的にどうぞといったはずだ。そして、扉を開いた彼女に驚愕した。

「あ、えっと……ごめんなさい……」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/02(土) 19:48:51.62 ID:4zCQ4lZMo
「私を罵倒したければしたまえ。君には、君たちにはその権利がある」
 
「……提督は職務を全うしました。私はそう思います」

 杯に残った酒を一気に飲み干して私は羽黒の瞳を見つめた。
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/02(土) 20:13:33.63 ID:4zCQ4lZMo
「提督はお優しいかたです。こうして沈んだ艦のために泣いているのですから」

 じわりと視界がにじみ私は嗚咽を噛み殺した。

「……ごめんなさい、報告は後日行います」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/02(土) 20:19:40.45 ID:4zCQ4lZMo
 私は、それ以来彼女を頻繁に執務室に呼びつけるようになった。

 互いに他愛もない話をするだけの純情な交わりが私達には似合っていた。
 時には文学を語らい、時には芸術を語らい、時には戦術を語らった。

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/02(土) 20:27:35.55 ID:4zCQ4lZMo
抱きしめたあとは接吻と愛撫を繰り返した。

 唇をなぞり、首を食み、手首に舌をはわせた。

 そうして肌を重ねているうちにどちらからともなく離れてゆく。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/02(土) 20:46:10.35 ID:4zCQ4lZMo
 鉄底海峡。

 私に与えられた地で私は指揮をとった。

 いつもの5人は相変わらず私に従い、そして着実に戦果を挙げていた。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/03(日) 03:28:30.54 ID:swHYW4Jko
 敵の空母と戦艦からの攻撃は熾烈だったが、今まで私が乗り越えてきた修羅場の比ではない。

 しかし、ついに雷撃できる距離まで艦隊は迫った。

 敵から羽黒に向けて2本の魚雷が放たれる。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/03(日) 03:48:10.61 ID:swHYW4Jko
 以上です。

 羽黒が轟沈したのでむしゃくしゃして書きました。

 このあとまだポツポツ書く予定です。


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/03(日) 03:53:19.02 ID:dlI0QC6to
轟沈しちゃったのか…
楽しみにしてる


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