過去ログ - 右京「仄暗い水の底?」
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96: ◆jPpg5.obl6[saga]
2013/11/08(金) 23:19:52.93 ID:tyAKEfln0
右京「恐らくですが、神谷が河合美津子を殺害しようと給水塔に誘い込んだ際に
まだ息があったのですよ。
美津子は命辛々給水塔から脱出する事が出来た、しかしそんな時にこのエレベーターの扉が点検のために開いていた。
恐らくその時、意識朦朧としていた美津子は扉の先にはエレベーターが無い事に気付かずに
中に入ってしまい…転落死してしまったのです…」
以下略



97: ◆jPpg5.obl6[saga]
2013/11/08(金) 23:20:49.69 ID:tyAKEfln0
亀山「だからアンタはエレベーターの点検を2年前で止めさせていたって訳か!
このマンションを管理する不動産屋のアンタなら点検作業を誤魔化すくらい簡単だからな!」

右京「それだけではありませんね、気になったあなたはそこの給水塔の中にある死体も知っていたはずですよ!
こちらの給水塔も水道法で点検が義務付けられているはずです。
以下略



98: ◆jPpg5.obl6[saga]
2013/11/08(金) 23:22:19.36 ID:tyAKEfln0
太田「仕方なかったんだよ、ウチみたいな零細の不動産屋が生き残るには…
死体があったりしたら事故物件だ、ただでさえこんなボロマンション売れるわけがない…
かといって建て替える金なんかどこにもないし…
そんな時だった、2年前の点検作業で最後俺がチェックしてたらエレベーターの天井に
子供の死体があった!
以下略



99: ◆jPpg5.obl6[saga]
2013/11/08(金) 23:23:39.39 ID:tyAKEfln0


それから10年後…


以下略



100: ◆jPpg5.obl6[saga]
2013/11/08(金) 23:24:26.19 ID:tyAKEfln0
武藤「杉下さん、亀山さん!お久しぶりです!」

右京「武藤先生こそお変わりなく。」

亀山「どうもっす!」
以下略



101: ◆jPpg5.obl6[saga]
2013/11/08(金) 23:24:55.76 ID:tyAKEfln0
浜田「刑事さんたち、ご無沙汰しています。」

淑美「お世話になりました。」

そこにいたのは松原淑美とその前夫である浜田であった。
以下略



102: ◆jPpg5.obl6[saga]
2013/11/08(金) 23:25:25.00 ID:tyAKEfln0
郁子「お久しぶりです、郁子です!」

右京「おやおや!」

亀山「嘘だろ!?10年前はこんな小っちゃい子だったのに…」
以下略



103: ◆jPpg5.obl6[saga]
2013/11/08(金) 23:26:05.52 ID:tyAKEfln0
右京「美津子…もしやこの名前は…」

右京の問いかけに母親の淑美が答える。

淑美「ハイ…あの子と同じ名前です…」
以下略



104: ◆jPpg5.obl6[saga]
2013/11/08(金) 23:27:01.41 ID:tyAKEfln0
右京「なるほど、母親…そういう事でしたか。」

亀山「そういう事って右京さん…何かわかったんですか?」

右京「松原さんのお宅に丸い染みのところが雨漏りしていましたね。
以下略



105: ◆jPpg5.obl6[saga]
2013/11/08(金) 23:27:59.33 ID:tyAKEfln0
武藤「あの…お二人が何を話しているのか私にはさっぱりなんですけど…」

さすがの武藤や浜田一家は会話に付いていけなかった、そんな事をしている内に全員は屋上に花を手向けた。
その花はある物を中心に囲んでいた、それはかつて河合美津子が所持していた赤いかばんであった。

以下略



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