過去ログ - ブギーポップ・クロス Part2 〜神様のクラクション〜
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67: ◆qXEKQweJllf.[saga]
2014/02/18(火) 04:04:22.18 ID:4ZEr5/6Jo

そいつは冗談みたいな速度で俺らに突っ込んで来て、流石にこれは死んだかなぁ、と妙な気持ちになったんだが……。

『問題ない。既に情報連結は解除済み』

我らが誇る公式チート長門先生にまたもや助けてもらっちまったわけだ。

「まぁ、いい。それで?朝お前は統和機構とやらと交渉するとかなんとか言ってたろ?」

話を現在にもどす。

「えぇ、昨日あなた方を襲ったのは戦闘用の合成人間らしいです。合成人間を管理しているのは統和機構なので、統和機構にあなた方を狙った理由などを聞いて、やめてもらうように交渉しようと思いましてね」

どことなく嘘くさい。
まず古泉が俺とあまり目を合わせようとしないのに違和感を覚えるぞ。
普段は近すぎるくらい近寄って来やがるくせに。

「そもそも、その統和機構ってなんなんだよ。
機関の仲間か?」

「敵対組織、とでも思っておいてください。
機関が設立された時に、方向性が合わずに追い出された連中が作り上げた組織らしいですよ?」

こいつはまちがいなく嘘を話しているのだが、何故だがそこには触れたらいけないような気がした。
それ程までに、古泉は必死に統和機構とやらと俺を遠ざけようとしているように感じてしまった。

「……だが、そんなのハルヒが納得するわけないだろ?
朝比奈さんの未来アイテムで襲撃の記憶はもっと柔らかいものになったみたいだが……示談で済ませるようなやつじゃない。
多分、統和機構とやらを引き寄せて徹底抗戦するようになっちまうんじゃないか?」

ハルヒの願いはかなってしまうのだから……。



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