過去ログ - モノクマ「コロシアイ修学旅行参加者にスタンドを与えてみる」
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22: ◆zQbiof498Q[age]
2013/11/24(日) 15:29:24.90 ID:FhQh/yH00
終里「把握してからじゃなきゃ・・・ダメなのか・・・?」

突然終里さんが嫌な予感のする言葉を発した

何だか興奮しているみたいだ そう、さっきの気持ち悪い左右田クンみたいな・・・

終里「チンタラ待ってなきゃいけねえのかよ・・・せっかく遠慮無くバトれる機会をもらえたんだぜ?さっさとやろうじゃねえか!」

左右田「な、何言ってんだよ!?コロシアイなんて誰もやらねぇっつーの!ましてやあんな『スタンド』なんて、絶対バトルに留まらねえだろうがよ!!」

終里「うるせえ!さっさとバトれ!!『クラッシュ』!!!」

ザバアアアアアアアアアアン!!

辺古山「なっ・・・どこから現れた!?」

それはボクにも分からない・・・

終里さんの足元から、鮫が現れた・・・!

半分地中に埋まっている様に見えるけど、終里さんを背中に乗せられる程大きい!

終里「アハハハハッ!ワクワクすんなぁ・・・お前ら、どんな強ぇ『スタンド』を持ってんだ?さっさと見せろ!相手しろ!!」

うわっ!?  ひいっ!!   キャアッ!!

終里さんが出した鮫の姿をした『スタンド』・・・『クラッシュ』と言ったかな・・・が、皆を追いかけ始める

ボクを乗り物から突き落とす程濡れるのを嫌がっていた小泉さんと西園寺さんも、遅い乗り物から降りて水しぶきが飛ぶのを意に介さず全速力で走ってる

田中「まだ己の能力を分かっていない未熟者達よ、水たまりから離れるんだ!」

田中クンが皆に指示を出してる 何だか頼もしい

田中「『クラッシュ』は水のある所どこにでも現れる事が出来る『スタンド』!破壊力も凄まじい!!死にたくなければ早く水から離れろ!!ここは俺様が喰い止める!!」

ソニア「素晴らしい!皆さんの力量を分析した上での的確な指示です!!」

左右田「ソ、ソニアさん!?チクショー、ただの厨二病の癖に!!」

軽くなった乗り物で真っ先に公園を出たソニアさんと左右田クンを筆頭に、全員が水浸しの公園を後にした

だけどボクは水の無い入り口まで来て、その入り口で立ち往生する

十神「狛枝早くしろ!そこでは巻き込まれる恐れがあるぞ!!」

狛枝「十神クン、皆が出たのか確認するため残るとか格好良いね。でも、ボクはここで彼らの戦いを見てるから、先に避難して良いよ」

十神「何を世迷言を・・・巻き込まれるぞ!」

狛枝「本望だよ・・・」

十神「・・・は?」

だめだ・・・もう、抑えられない・・・

狛枝「あははははははははははははははははははははははははははははははははははっ!!!」

十神「な、何を・・・笑ってる・・・?」

狛枝「終里さんの強い相手と戦いたいという希望と、田中クンの皆を守ろうとする希望がぶつかり合って、より強い希望を今生み出すんだ!!」

狛枝「どちらが倒れようと、倒れた方を踏み台にして、勝った方の希望はより強い輝きを宿すんだ!!例え巻き込まれて死ぬ事になっても、その瞬間に立ち会えるなら本望だよ!!」

十神「気が違ったか!?狛枝、貴様一体何を言ってるんだ!?」

狛枝「このバトルロワイヤルを勝ち抜き、全員を踏み台にして最高の輝きを放つようになった希望なら、きっとどんな絶望も恐れる事は無」

バキィッ!!

頬に強烈な一撃を受け、身体が横に吹っ飛んだ

一瞬何をされたか分からなかったが、どうやら十神クンに殴られたようだ・・・

ああ・・・意識が・・・

十神「・・・異常事態の連続で、混乱しているだけだ・・・頭を冷やせ」

十神は意識を失った狛枝を背負い、ジャバウォック公園を後にした


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