過去ログ - 【安価】苗木「今日から2年生か・・・」【ダンロン1+2】
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2013/11/23(土) 18:41:33.26 ID:Yq2Noa/q0
私立青奉中学校について
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2013/11/23(土) 18:43:37.43 ID:Yq2Noa/q0
1班 男子一番・相葉優人 男子八番・宍貝雄大 女子三番・荻野千世 女子五番・小石川葉瑠
2班 男子二番・芥川雅哉 男子十五番・日比野迅 女子十一番・奈良橋智子 女子十七番・水田早稀
3班 男子三番・雨宮悠希 男子五番・川原龍輝 女子七番・佐伯華那 女子十九番・山本真子
4班 男子四番・池ノ坊奨 男子十六番・真壁瑠衣斗 女子二番・上野原咲良 女子十番・高須撫子
5班 男子六番・木戸健太 男子十番・城ヶ崎麗 女子一番・朝比奈紗羅 女子十二番・鳴神もみじ
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2013/11/23(土) 19:09:37.55 ID:Yq2Noa/q0
とある県のとある中学校で入学して間もないが、初々しい制服を着こなした少女が小学校からの友達と一緒に下校していた。変わりなく楽しい雑談を少女は進めていたが、相手が暗い雰囲気でぽつりと口に出す。
「ねえ、あんた心配でしょ?輝丹君のこと」
葵輝丹(男子3番)の名前を出され、少女は表情を曇らせた。みんな知っているのだ。ニュースで流れていた青空学園の5年A組がプログラムに選ばれて、現在それも進行中であると。別のクラスだけれど、男子生徒が落ち込んでいたり、同じクラスの男子が誰とも口を開かなくなったり。確かなことではないが、青空学園の生徒と関わりのある人達が自分を含めてこの学校に何人かいるということだった。少女は呻くように言った。
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2013/11/23(土) 19:10:32.82 ID:Yq2Noa/q0
人間2本の足で大地を踏むのが1番だなっ!!」
「…何を大袈裟な」
大きく息を吸い込み肺を新鮮な空気で満たしながら大きく伸びをした望月卓也(男子十七番)は、感動の言葉と共に両足で何度もジャンプをした。
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2013/11/23(土) 19:11:09.60 ID:Yq2Noa/q0
「迅も大丈夫かー?
下見て本ばっか見てたら、まあ酔うよなぁ」
「あぁ?
大体お前らが『あそこ行きたい、こっち行きたい』とか思いつきで言うからだろうが。
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2013/11/23(土) 19:11:48.82 ID:Yq2Noa/q0
大東亜共和国の中ではトップクラスの歴史と偏差値を誇る、大東亜国民であるなら知らないものはいない有名な学校であり、初等部から大学部までの一貫教育を行っている共学校である。
初等部から大学部までをずっと帝東学院で過ごす生徒もいるが、中等部・高等部・大学部から推薦入試や一般入試を経て入学する者も少なくない。
初等部からの生徒には、政治家の子息息女や経営する会社の跡取や社長令嬢などの比較的裕福な家の子どもや、“帝東学院出身”という肩書を与えたいと願う親にわけがわからないままお受験をさせられた子どもが多い。
一方中等部からの生徒は、難関と言われる通常入試を勝ち抜いての入学を果たすため学力が総じて高い。
同時に部活動が盛んなため、通常入試で合格するには学力が及ばなくとも、何らかの特技を活かして一芸入試で合格して入学する者も多い。
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2013/11/23(土) 19:12:29.36 ID:Yq2Noa/q0
「ねえ永佳ちゃん、テニスコート行かない?
さっき家庭科部にちょっとお邪魔して、マドレーヌ作ったの。
帰りがてら、差し入れに行こうと思うんだけど」
「…行かない。
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2013/11/23(土) 19:13:00.50 ID:Yq2Noa/q0
ああ、せっかく気付いてくれたのに。
ホントに可愛くないな、あたしは。
ミーティングが終わったらしく、気合の入った挨拶の後部員たちは散っていった。
その中の数人が、永佳たちの方へ近付いてくる。
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2013/11/23(土) 19:13:54.59 ID:Yq2Noa/q0
生まれて初めて目の当たりにする、見知った人間が殺される瞬間。
田中顕昌(男子十一番)の突然すぎる死に、教室内にはいくつもの悲鳴が重なり合って響き、黒板の前に並ぶ政府の人間たちから少しでも離れようと自分の席を放棄して教室の後ろ側にクラスメイトの大半は逃げて恐怖に顔を引き攣らせている。
木戸健太(男子六番)も自分の後ろの席に座る幼馴染の鳴神もみじ(女子十二番)の手を引きながら後方に下がり、同じように朝比奈紗羅(女子一番)を連れてきた真壁瑠衣斗(男子十六番)と共にもみじと紗羅を隠すように立ち、ライド(担当教官)たちを睨みつけた。
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2013/11/23(土) 19:15:47.68 ID:Yq2Noa/q0
しかし、瑠衣斗は瑠衣斗なりに健太たちを見てくれていたのだ。
麗を信頼し、健太や咲良のことを気遣ってくれるその気持ちが嬉しかった。
「はいはい静かにー!
みんな、着席してえな、話が前に進まへんやんかー!
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2013/11/23(土) 19:16:53.33 ID:Yq2Noa/q0
発言したのはアキヒロだった(何故かアキヒロだけは関西弁ではないのだが、淡々としたその口調は、標準語とはこんなにも冷たいものなのかと感じさせた)。
その内容に、教室内に一気に緊張が走る。
「アッキーどないしたん、なんかご機嫌斜め?
そんなんせんでも、田中君のこともあったし、春川君やってわかってるんやろ?
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