過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part8
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◆zvY2y1UzWw
[saga sage]
2013/11/21(木) 00:47:31.41 ID:4/MZyyvO0
「あー…えっと、あたしね…パパもママもいないの。でも今は黒ちゃんと一緒だよ?」
「…いない…?それってどういう…」
親がいない。その意味が一瞬理解できなかった梨沙が問いかけようとしたが、後ろから人影が接近してきた。
「梨沙!戦闘態勢に入ったと思ったんだが…無事に終えたようだな」
担当プロデューサー…パップだ。監視されている梨沙は、戦闘態勢に入った瞬間、それが伝わるようになっている。
「当然!あんな雑魚、楽勝よ!ちゃんとこの結果、パパに報告してよ!」
「ああ、わかって…ん?」
パップは、ナニカを視界に入れると、梨沙に問いかける。
「この子を助けたのか?」
「…そうだけど?」
「おおっ!偉いじゃないか!ちゃんと小さい子を守れて!」
わしゃわしゃと頭を撫でようとするも、全力梨沙に抵抗される。
「頭撫でないでって言ってるでしょ!それにあんたに褒められる筋合いはないでしょ!もうっ!」
振り払われると、やれやれという仕草をして、ナニカに近づく。
…その光景がどう見ても犯罪臭がするが触れてはいけない。
「君も怪我がないようでよかった!子供が怪我するのは遊んでいる時だけで十分だからな!はっはっはっ!」
「おじちゃん、リサお姉ちゃんの知り合いさん?」
「お、おじ…ははっ、素直でよろしい!自分はアイドルヒーローRISAのプロデューサーだ。君もアイドルになるかい?名前は?」
「あたし?仁加だよー?」
「ちょっと、無能力者をスカウトする必要ないでしょ!もう、ヘンタイ!」
「名前を聞いただけでか!?」
「当たり前でしょ!」
小さい子供が好きなパップは、どうやらナニカを気に入ったようで…やっぱりどう見ても怪しい光景である。危ない香りが半端ない。
それをよく分かってないナニカは、のんきに黒兎に問いかけていた。
「アイドル…黒ちゃんどう思う?」
「お断りしまス。と答えさせてもらおうか」
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