過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part8
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◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 01:45:25.86 ID:t533iV/Vo
「キャプテン。興奮するのはいいですけど低速航空なんで到着まではまだ時間がありますよー」
それをまた別の椅子に座って目の前の機械を操作しているキャプテンと呼ばれた男と同じ種族であろう女性が立ち上がった男を収める。
以下略
443
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 01:46:13.54 ID:t533iV/Vo
彼、アヴァンレンティウスは宇宙海賊である。
以下略
444
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 01:46:42.30 ID:t533iV/Vo
「キャプテン、いくら最近注目されてる星だからといってこんな辺鄙な星に本当にお宝があるんすかね?」
宇宙船のブリッジの一席に座るクルーが疑問を口にする。
いくら宇宙の特異点として有名になってる星だとしても文明レベルはそこまで高くはない。
以下略
445
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 01:47:33.68 ID:t533iV/Vo
そんな中一つの計器が無機質な音を響かせる。
その音で談笑していたクルーたちの顔が一気に引き締まる。
「ボロ。敵か?」
以下略
446
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 01:48:07.73 ID:t533iV/Vo
「飛来物、あと5秒後に衝突します!3、2、1……あれ?」
衝突までのカウントをしていた女性は疑問の声を上げる。
以下略
447
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 01:48:37.90 ID:t533iV/Vo
キャプテンはそう叫びながら、女性の前の機械を操作する。
それによって前方に展開されていた防御フィールドは艦の上方に改めて展開される。
そして間髪いれずに艦に衝撃が走る。
以下略
448
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 01:49:20.04 ID:t533iV/Vo
「プラズマフィールドは形状を保ったまま……ですね」
「ああ……。まるで巨大な手か何かで押されてるみたいだ……。このままじゃまずい!緊急ワープをする!」
以下略
449
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 01:50:18.75 ID:t533iV/Vo
「敵エネルギー砲、消失……。目標、見当たりません……」
女性のクルーは、表情は驚いた顔をしながらも、淡々と現状を伝える。
キャプテンの頬に一筋の汗が流れた。
以下略
450
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 01:51:00.57 ID:t533iV/Vo
先ほどまで地球への期待を話していた整備士の声はグチュリという肉の潰れるような音とともに途切れる。
そしてしばらく受話器は沈黙したままだったが、誰かが手に取ったのかカチャカチャという音がする。
『よぉ。こんばんは』
以下略
451
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 01:51:52.80 ID:t533iV/Vo
以下略
452
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 01:52:26.71 ID:t533iV/Vo
「お前が誰かは知らないが、俺の船で、俺の家族をここまで殺しておいてただで帰れると思うなよ……」
キャプテンはそう言って立ち上がると、帽子を捨てて腰から剣と拳銃を引き抜いた。
その眼光は、つい数分前までの楽天的な穏やかさは存在しない。
以下略
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