過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part8
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478
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◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 02:12:15.28 ID:t533iV/Vo
※※※
『プロダクション』にたどり着いた私は事務所へ続く階段を上っていく。
以下略
479
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 02:13:16.79 ID:t533iV/Vo
それはまさに一瞬だった。
ピィの目の前にいたジョンが、『プロダクション』に入ってきたアーニャを確認した時、ニヤリと笑った。
その表情の変化は、彼の雰囲気を180度一変させる。
以下略
480
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 02:13:54.52 ID:t533iV/Vo
頭部を失った体は、どさりとその場に倒れる。
日常によって守られていたはずの『プロダクション』は一瞬で崩壊した。
「……おい、アーニャ?アーニャ!」
以下略
481
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 02:14:36.66 ID:t533iV/Vo
「いつまでジョンジョン言ってんだよ。俺は適当に映画から偽名を拝借しただけだ。それにしてもようやく頭が冷えてきたか?」
退屈そうにジョン・ロウと名乗っていた男は言う。
以下略
482
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 02:15:10.20 ID:t533iV/Vo
「じゃあ、アーニャ、アナスタシアをこんな風にしたのも……」
「当然、俺だよ。まぁほんのあいさつ代わりだけどな」
以下略
483
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 02:15:44.44 ID:t533iV/Vo
「まったく、素人が慣れないことするもんじゃねえよ。激情に任せて跳びかかってくるなんていい大人がすることじゃねえって聞こえねえか。今のその状態なら」
隊長は立ち上がってうずくまるピィの隣を過ぎて、倒れるアーニャの体の元へと向かう。
以下略
484
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 02:16:36.88 ID:t533iV/Vo
「なるほど、ある意味では懸命だ。俺を狙うよりも、頭のない誰かもわからない体を心配するよりも、傷ついて苦しむ同僚を助けに行く。俺は実に利口だと思うな」
そんな様子をまるで他人事のように隊長は見下ろす。
そして視線を別の方向へと移し、視線の方向は給湯室へと続く。
以下略
485
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 02:17:37.78 ID:t533iV/Vo
普段の楓からは、想像つかないような必死の叫び。
それと同時に楓の周囲にいくつもの切り裂いたような傷が、壁に、物に付けられていく。
そして楓は力が抜けるように膝をつく。
以下略
486
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 02:18:21.14 ID:t533iV/Vo
はずだった。
以下略
487
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2013/12/26(木) 02:19:07.24 ID:t533iV/Vo
「愚か者以下の、大馬鹿だな!」
以下略
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