過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part8
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888: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2014/01/28(火) 16:57:51.06 ID:UNs2DMiR0
「気分はどう?それなりに大きな改良手術だったから不具合がないといいんだけど…」

「えーっと」

それを聞いて李衣菜は手を開いて閉じたり、手足を軽く動かして、違和感がない事を確認する。
以下略



889: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2014/01/28(火) 16:58:49.76 ID:UNs2DMiR0
「いい?これは蘇生薬に別の薬を混ぜてアイス状に凍らせたモノで、ちょっとメンテナンスついでにほぼ使用されていなかったパーツを利用して経口摂取という形でその部分から採取するとそのパーツが化学反応を起こして消化反応と同じように…」

早口で次々と説明の言葉が飛び出してくるが、李衣菜にはあまり理解できない。

「あの、ちょっと分かり辛いんで簡潔に言ってください…」
以下略



890: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2014/01/28(火) 17:01:01.02 ID:UNs2DMiR0
李衣菜が手術台から降りて着替えを済ませる。

「アイスは後で送るわ。それなりに作れるし、定期的に送るから、過剰にならない程度に食べておいても構わないわよ。むしろ戦闘中には食べれないから…」

「あっ、そんな欠点が…」
以下略



891: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2014/01/28(火) 17:03:47.77 ID:UNs2DMiR0
「とりあえず、今日もありがとうございましたー」

「何か不具合があったらすぐ教えてねー」

「わかりました!じゃあ私はこれで」
以下略



892: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2014/01/28(火) 17:04:30.68 ID:UNs2DMiR0
休憩室に入ると従業員が一人いた。

「あっ李衣菜さん、いつもお疲れ様です。夏樹さんときらりさん呼んできましょうか?」

「そちらこそお疲れ様です。呼んできてもらって大丈夫ですか?」
以下略



893: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2014/01/28(火) 17:05:31.97 ID:UNs2DMiR0
待つと言う程の時間も経たずに、夏樹ときらりが入ってきた。

管理局の一員である夏樹達も、今日はここで手伝いをしていた。

二人ともカフェの制服であるエプロンとシャツを着て、夕方まで働いていたわけである。
以下略



894: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2014/01/28(火) 17:06:26.63 ID:UNs2DMiR0
―…ガチャガチャ

「!」

そう言って夏樹が空間転移の穴を開けようとしたが、従業員用の扉のドアノブを回す音にピタリと動作を止める。
以下略



895: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2014/01/28(火) 17:08:19.78 ID:UNs2DMiR0
『…イマココニメガネイナカッタカ!?メガネシスベシ!!』

「ヘーイ」

『ヌワーッ』
以下略



896: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2014/01/28(火) 17:09:33.26 ID:UNs2DMiR0
「うーん…確かに『メガネシスベシ』とか言ってたよね」

「メガネ好きなカースとは逆に、メガネ嫌いなカースって事か?嫌いっていうか嫌悪レベルだったと思うけど」

「あれ、メガネってこんな事が起きるようなすごい物だったっけ…きらりは何か感じたりした?」
以下略



897: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2014/01/28(火) 17:10:26.91 ID:UNs2DMiR0
だが、扉の外に置いてあったゴミ箱の蓋を開けて、ひょこっと別のアンチメガネカースが顔(?)を覗かせた。

『アア…我ガ同志ガ四体モ…ナゲカワシイ…ナゼ、我ラハ人々ニ受け入レラレナイノダ?』

その個体は他のアンチメガネカースよりも少し知的に喋っていた。
以下略



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