過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」2(ネギま!×とある禁書)
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ちさめンデュ
◆nkKJ/9pPTs
[saga]
2013/11/29(金) 15:11:34.48 ID:eqHZCbDq0
>>40
「どちらにせよ、学園都市統括理事会として君の訪問を許したのは確かだ」
「有り難うございます」
「君はここで終わるつもりはない、
君にここで終わられてはこちらの顔も立たない。
仮に君達の勢力が許しても君達の属する勢力そのものにとっての絶好の口実となる」
「その通りだと思います」
「現に君は学園都市の許可を得てこの学園都市の中にいる。
その身を守るために必要な事を行う分には、それを阻む理由は無い」
「有り難うございます」
ぺこりと頭を下げ、ネギはその場を立ち去ろうとする。
「一人を救えぬ者に世界の何を救う事が出来ようか。
強き想いは幻想を打ち砕き戯れ言を現実と為すか。
それでは、私は待たせて貰おう」
その声に、立ち去ろうとしたネギが振り返る。
「君達の作る新しい世界と言うものがどういうものか、
ここで楽しみに待たせて貰うとしよう、姫の帰りたもうその世界を」
その瞬間、結標の血が凍った。
憤怒、悲しみ、悔恨、絶望、
とてつもなく熱く、冷たい。
何か桁違いの感情がエネルギーとなって部屋一杯に大爆発した、
そんな錯覚を覚える一瞬が結標の感覚を突き抜ける。
「行きましょう、結標さん」
「え、ええ」
いつもの笑顔。
しかし、そこにはほんの僅か、だが、決して消す事の出来ない負の感情が刻み込まれていた。
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