過去ログ - 碇シンジの日常
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78: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/03/02(日) 22:15:38.64 ID:J+Hw8iuQ0
そして、時は動き出す。


ケンスケがゲンドウへの愛を告白し、シンジが凍りつき、アスカが固まり、トウジがルーズソックスの手直しをしていた頃へと。

以下略



79: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/03/02(日) 22:16:49.69 ID:J+Hw8iuQ0
つづく


80:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/02(日) 22:37:36.35 ID:Xka3ptZao
乙、続き期待してる


81:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/02(日) 22:44:04.29 ID:lcbChzcAO
味わい深い。



82:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/02(日) 23:07:17.12 ID:BfbPHPK9O
次はアスカか……


83: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/03/03(月) 18:14:04.74 ID:bH+Tcx6s0
不審者がいるとの通報を受けた警察は、市民の安全と平和の為に可能な限り迅速にその場へと駆けつけた。

しかし、その頃にはシンジ達も流石に周りからの白い目に気付いており、かつ通報を受けたという事実を小耳に挟んだ為、可能な限り迅速にその場から逃走した。

丁度その頃、ネルフの副司令である冬月は、電車でネルフへと出勤する為にその場を通りかかっていた。
以下略



84: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/03/03(月) 18:20:09.64 ID:bH+Tcx6s0
そんな事は露知らず、シンジ達四名は学校へと何とかたどり着いていた。

途中、アスカがシンジの為に甲斐甲斐しくポカリを頭からかけたり飲ませたりしていたので、炎天下の中で走り続けたにもかかわらず、着ぐるみを着ていたシンジもどうにか無事である。

その代償として、彼は頭からつま先までびしょびしょになっており、動く度に着ぐるみの中からちゃぽちゃぽと音をさせてはいたが。
以下略



85: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/03/03(月) 18:22:23.58 ID:bH+Tcx6s0
「あ……えっと。それでさ、碇」

「何、ケンスケ?」

「話を戻すけど、ゲンドウさんの事で少し相談があるんだよ。碇ならきっといい答えを出してくれると思うから」
以下略



86: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/03/03(月) 18:24:30.51 ID:bH+Tcx6s0
ゲンドウとケンスケの初めての出会いは山の中だった。

夏休みのとある日、カヲルとの都合が合わなかったケンスケは仕方なく一人でサバゲーをしていたのだが、そこでゲンドウを見つけたのだ。

ゲンドウはパジャマ姿で、湖のほとりで体育座りをしながら、水面を寂しそうにじっと眺めていた。
以下略



87: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/03/03(月) 18:31:55.58 ID:bH+Tcx6s0
そして、その日の夕方近く。

テントで野営する用意を整え終えたケンスケは、夕食のカレーを作るまでの間、余りに退屈だったのだろう。ふとゲンドウの事が気になった。

そこで軽い散歩がてら湖のほとりにまで行ってみると、驚いた事にゲンドウはまだそこにいた。
以下略



88: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/03/03(月) 18:34:18.76 ID:bH+Tcx6s0
テントへ戻ると、ケンスケとゲンドウは二人でカレーを作り、二人でカレーを食べ、二人で後片付けをした。

腹が満たされれば心も満たされる。

長い間、ずっと無言だったゲンドウも、夕食を食べ終えた頃にはぽつりぽつりと自分の事を喋り始めていた。
以下略



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