3: ◆vMrM7btFzA[saga]
2013/11/22(金) 18:43:57.39 ID:fx8HGgWAO
その後も、巴さんからの説得は続いた。
実際、これを巴さんや杏子が言ったならば、正気の沙汰じゃないと私でも思う。
誰も存在しない街で、ただ一人戦おうと言うのだから当然の事。
それでも私が見滝原に残るのは、ここがあの子の生まれ育った場所だから。
魔法少女の救済を願ったあの子の為に出来るのは、その位しか考えられなかった。
「ねぇ暁美さん、お願いだから」
「説得はもういいだろ、マミ。多分、何言ったって聞きゃしないさ」
それまで傍観を続けていた杏子が、巴さんの言葉を遮り言った。
でも、と彼女は食い下がろうとしたが、杏子の顔を見て口を閉ざした。
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