過去ログ - モバP「星のしずく」
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/25(月) 23:57:53.32 ID:2LUuHdJ70
 どす、どす、どす。

 小さな拳から繰り出される殴打が止まらない。 

「じょ、情熱的な語りかけをありがとう………だがなうっふ………………アナスタシア、あいにく俺の第二外国語はウサミン語でな、肉体言語ではお前と語り合えないからうっふ………………ど、どうか一度言葉で語り合ってはくれないか? なんだったら、ロシア語でもいいから………」

「………………………………………」

 無言で彼女はこちらの胸から顔を離し、その目元をぐいとワイルドに拭った。

「………………………プロデューサー」

「ああ、なんだ?」

 久々の人語に胸をなでおろすこちらの眼前、アナスタシアは憮然としたひどく不機嫌そうな、どこかの不良少女のような表情のまま、口を開いた。

「Я был одинокий. 」

「…………そうか」

 寂しかった、と先程確か、そう言っていた。

「Сыграйте хитрость. 」

「………………………うん」

 意味は解らない。

「Ничего не при этой личности 」

「……………………」

「Дьявол. Дурной дух. 」

「…………………ニュアンスはなんとか伝わってるぞ」

 罵倒だな、多分。あの蔑んだ目からして。

「Падение к черту. 」

「…………………」

「В противном случае………………」

 そこで彼女はむすっと溜息を吐き、




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