507: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/08(日) 23:39:57.69 ID:pGxCKvT0o
まどか「……ううん、大丈夫」
詢子「ならいいけど。……っと、何だ、アタシの携帯か…ちょっと出てくるから、荷物頼んだよ」
まどか「うん……」
508: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/08(日) 23:40:24.94 ID:pGxCKvT0o
詢子「ただいま、っと。会社から避難したかどうかの確認の電話だったよ」
まどか(ほむらちゃん……)
詢子「……おーい、まどかー?」
509: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/08(日) 23:41:02.60 ID:pGxCKvT0o
詢子「まどかが何を聞きたいのかわからないけど…少なくとも、アタシはその大事な人のところへ行くよ」
詢子「それに、助けに行くのにそんな気持ちじゃダメさ。自分には大事な人を守れる力がある。そう思わなきゃな」
まどか「……ママはすごいよ、即答できるんだもん。わたしは…ダメだよ。とても自分にそんな力があるなんて……」
510: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/08(日) 23:41:54.02 ID:pGxCKvT0o
まどか「わたしの…力……?」
詢子「まどか…お前の力は誰かを想ってやれる強さだ」
詢子「誰かが喜んでいるときも、悲しんでいるときも…その人のことを想い、行動できる」
511: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/08(日) 23:42:35.56 ID:pGxCKvT0o
――――――
さやか「これで…どうだっ!?」
ワルプルギス「アハッ!」
512: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/08(日) 23:43:49.73 ID:pGxCKvT0o
ワルプルギス「アアアッ!」
ほむら「効いてる…のかしら?」
マミ「みたいね。両腕の蔓を斬ったら、少し苦しそうにしてるわ」
513: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/08(日) 23:45:20.80 ID:pGxCKvT0o
QB「お菓子の魔女。性質は執着。暴食の口は全てを食らい尽くす」
ワルプルギスの夜の両腕から、巨大な蛇のようなものに大きな口がついた何かが現れる
どうやらあれは、病院に現れたお菓子の魔女の能力なのだろう
514: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/08(日) 23:47:08.99 ID:pGxCKvT0o
ほむら「インキュベーター。因果を持ったグリーフシードと言うのは、全てこの地に現れた魔女の物。そうでしょう?」
QB「よく気が付いたね。その通りだよ」
ほむら「そう……。なら、その数は5…いえ、さやかのは含めないから4体。それを全て潰せば、本当のワルプルギスの夜と戦えるってことね」
515: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/08(日) 23:48:08.89 ID:pGxCKvT0o
今の話が本当なのだとしたら、これからの変質にも対応できる
今発現しているのはお菓子の魔女の力。この地で出現した残る魔女は…箱の魔女、影の魔女…さやかの人魚の魔女、オクタヴィアは数には入らないだろう
あと3体の特性を潰せば…本当のワルプルギスの夜と戦える。私はインキュベーターから聞いた話を全員に伝達する
516: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/08(日) 23:48:40.42 ID:pGxCKvT0o
さやかと杏子は再びワルプルギスの夜へと向かって走って行った
薔薇園の魔女はともかく、ここからは一層注意を払う必要がある
コイツの場合は、頭を持っていかれないように……
774Res/449.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。