過去ログ - ほむら「私がまどかのこと嫌うはずないのに……」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/29(金) 23:47:16.35 ID:9OHtl6Nio
 そんな夢物語と大差のない話を覚えていて、興味を持って研究しようというのだから、インキュベーターの呪いの回収にかける情熱には恐れ入る。

 ただの研究心だけなら、こいつが想像したという『鹿目まどか』についての話を聞いてもいいかもしれない。

 そう思ってしまった。

「まず僕がしたことは、君から聞いた情報を整理することだ。魔獣の存在しない世界。魔法少女が絶望の果てに行き着く存在だという魔女。魔女になってしまう魔法少女を救済するという祈りで魔法少女になった鹿目まどか。
そして、唯一鹿目まどかの存在を覚えているという君」

「ここで当然ひとつの疑問が浮かぶよね。なぜ君だけが鹿目まどかに関する記憶を持ち越しているのか。

 このことは君は教えてはくれなかったね。まあ当然だろう。人間には誰しも自分だけのものにしておきたい記憶というものがあるそうだから。

僕たちにはとうてい理解のできないことだけれど、経験的にはそういうものがあるということを僕は知っている。まあ君が教えてくれないのだから、僕としては推測するしかない」

「そこで君が以前、鹿目まどかがいた世界では別の願いで魔法少女になったと言っていたことを思い出した。

今とは別の願い、鹿目まどかがいた世界で君が叶えたかった願いというのだから、それはきっと鹿目まどかに関することだろう。

恐らく、鹿目まどかが魔女になるか死んでしまうかしたんじゃないのかな? 

そこで君は、彼女を助けるという願いで魔法少女になった」


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