11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/12/02(月) 23:16:48.32 ID:7uDsyhBso
どうして何の相談もしてくれなかったんですか! 竜宮小町のことも! 髪を切ることも! 1人で悩んで1人で決めて! 私には話す必要も無いってことですか! 私じゃあずささんを支えてあげることは出来ないってことですか! 信頼は無いんですか! 私は貴女の力になりたいんです! 私は貴女の全てを知りたいんです! 私は貴女を愛しているんです! こんなに苦しいほどに! あずささん! あずささん! あずささん!
苦しい。愛が溢れて。憎しみが湧いて。怒りに焼かれて。あずささんへのも、私へのも、全部全部混ぜ合わさって、重く沈みこんで、呼吸が止まりそうで、心臓が焼けてしまいそうで。息を吐こうとするたびに思いが口から零れだしそうで、長く燻れば燻ぶるほどに不満が飛び出してしまいそうで。
だから、私はあずささんを押し倒した。
消したい消したい消したい。こんな想い、こんな感情、こんな言葉。
あずささん、抱かせて下さい。貴女に溺れさせて下さい。一時でも忘れさせて下さい。壊れてしまいそうなんです。
あずささんの唇を見つめる。
何時ものように、過ちの始まりに合図のキスを。優しくない、乱暴なだけの深いキスを。
あずささん、今日も貴女は悲しんでくれるだけでいい。私が全部します。私が全部したことにして下さい。目を瞑り我慢して下さい。それで終わります。
だから、口づけを。
そっと顔を近付ける。
近付けて、重なる前に止まる。あずささんの目は私を見つめたままで、あずささんの手は優しく、だが力強く私の胸を押していた。
あずささんの唇が動く。
「ダメよ、千早ちゃん。もうこんなことはしちゃダメ」
それは、初めてはっきりと言葉にされた拒絶の言葉だった。
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