過去ログ - 「大好きですよ、先輩」
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/13(金) 23:24:23.50 ID:F/m/fKfzo
他人の家に入るなど、小学生の時にあったかなかったか程度でありましてや女子の部屋など未経験な僕だったので。
彼女の部屋は何の変哲もない普通の部屋だったけれど、なぜだか少し胸が鳴っている。
ベッドに腰掛ける彼女と、棒立ちの僕。
こういう時どうしていいか分からず、きょろきょろと辺りを見回すだけの自分が恥ずかしくなってしまう。

「……座ってください、先輩」

周囲の喧騒が一切ないためか、普段よりクリアに聞こえる彼女の声は。
いつも聞いている声よりもほんの少しだけ魅力的に響いて、僕の胸がまた揺れた。
どこか座る場所は無いかとまたきょろきょろしだした僕の袖が、またそっと引かれて。
とすん、と僕の腰もベッドへと降りる。
今まで知らなかったのだが、女の子の髪はとてもいい匂いがするらしい。


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