過去ログ - 日向「信じて送り出した七海が」狛枝「2スレ目かな」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/05(水) 04:47:06.44 ID:peHDovB80
あたしにとっての麗くんは、大切な幼馴染で、憧れで、護るべき人。
昔から誰よりも頑張り屋さんだったよね。
ピアノが上手に弾けないって言ってうちに来た時には、一緒にピアノを弾いたよね。
あの時ね、びっくりしたの。
だって、どんどん上手になっていくんだもの。
でも、それは、あたしが指が疲れてきて休んでいる間も、ずっとずっと頑張って弾き続けた努力の賜物だったんだよね。
それから、実は寂しがり屋さん。
健太くんたちと初めて出会った時のこと、「麗」って名前で呼んでもらえた時のこと、とっても嬉しそうに教えてくれたよね。
それから、何度もアタックしているのに瑠衣斗くんになかなか友達になってもらえなかった時は、どうすればいいのか、何度も話し合ったよね。
麗くんを邪見にする人なんて初めてだったけど、麗くんはそれも嬉しそうだった。
あたしや奨くんはなりえなかった、対等のお友達がずっと欲しかったんだよね――あたしがそのことに気付いたのは、みんなとお友達になった後だったんだけど。
麗くん、これまでもこれからも、ずっと仲良しでいようね。
私にとっての城ヶ崎さんは、生涯付き従うことを希う、愛しい方。
初めて貴方にお会いしたのは、咲良の家の道場で稽古をした後のこと。
幼かったとはいえ、同年代の男の子にこのような言葉を遣うことが適切かどうかは分かりませんが、とても可愛くてまるで天使のような出で立ちで、思わず魅入ってしまったことを憶えています。
こんな性格ですし昔から人に好かれないことは自覚していた私は、その頃は咲良以外の誰にも心を開くことはありませんでした。
ですが、貴方は、貴方を避けようとした私に輝かんばかりの笑顔を向けて、「よろしく」と言って手を差し伸べてくださりましたね。
きっとあの時、私は、恋に落ちたのだと思います。
貴方はとてもお優しい方。
名家の生まれの子どもが集まる帝東学院においても、トップクラスの家柄で、世が世なら一般庶民など生涯お目にかかることなどできない位の人だというのに、貴方は決して威張るようなことはならさなかった。
そのカリスマ性とリーダーシップで人の上に立っていることが多かったけれど、城ヶ崎のお家の笠を着ることはこれまで一度もありませんでした。
貴方のその優しさに、庶民が増長していたことは非常に不愉快でなりませんでしたけれど、ここだけの話、庶民と戯れる貴方の楽しそうな様子を見ているのは、悔しいですがとても好きなのです。
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